全国百貨店を飛び回り、テレビショッピングなどにも出演する実演販売のプロ、マルリバティー代表取締役の丸山英樹氏。実演販売歴20年以上、販売促進のコンサルティングとしても活躍する丸山氏に販促ツール開発のヒントとなるポイントを教えてもらった。
売台に立つ前に考えるのはストーリー。どういう順で話すかが大切。
お客さまの笑顔が見えるツール開発を
メーカーが商品の特長を伝えるため創意工夫を凝らした販促ツール、小売店の販売員さんが一生懸命手で書いたPOPなど多種多様なものが店頭・店内で目を引きます。僕ら実演販売士は自らが販促ツールやPOPのようなもの。売りたい商品をどのように見(魅)せ、お客さまに伝えているのか。少しでもツール開発のヒントになればと思います。
まず、実演販売士が売台に立つ前に大切にしているのはストーリーです。どういう順で対面商売を進めるのか。個性を活かした独自のシナリオを用意します。20年前は …
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