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売れる店頭 2015

行動をデザインするツール図鑑(2)

東急ハンズ/WALPA/石澤研究所/大日本印刷

最先端のテクノロジーを駆使した販促ツールや什器、商品の特徴を体験してもらうことで分かりやすく伝えるツールなど、来店客の行動を促すアイデアの詰まったツールを紹介する。

女性の「胸キュン」をフックにO2Oで来店促進を計る

POP
東急ハンズ

店内7カ所に隠されたPOPを探し、二次元コードをスマホで読み取ると「妄想イケメンスタッフ動画」が流れる。

東急ハンズはバレンタイン商戦期に、「とうキュン♥ ハンズ」キャンペーンを全店舗で実施した。店内7カ所に隠されたPOPを探し、そこに印刷された二次元コードをスマホで読み取ると“妄想”イケメンスタッフが商品を紹介する動画が流れる。イケメンスタッフは売り場や取り扱い商品に応じて、「フィットネス用品コーナーの筋肉系イケメン」「ビューティーコーナーの強引系イケメン」「スマホグッズコーナーの可愛い系イケメン」など細かくキャラクターが設定されている。

このキャンペーンと同時期に「(幸せを)シェア」という全館テーマがあり、これをバレンタインと結びつけて、20代〜30代の女性に幸せを体験しシェアしてもらいたいというねらいがあった。バレンタインデーに向けた男性へ贈るプレゼントやチョコレートを探すと同時にPOPも探すことで、楽しみながら買い物体験ができる。

同社営業企画部内田雄二郎氏は「特設サイトや店頭展開、イベントの一連の施策を通じて女性が“胸キュン“体験できるように一貫性をもたせたことで、O2Oの来店促進に結びつけました」と話す。

店内7カ所に隠されたPOPを探し、二次元コードをスマホで読み取ると「妄想イケメンスタッフ動画」が流れ …

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