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2015年販促・集客策

10年後の明暗 30~40代顧客の固定がカギ

羽根浩之氏(ストアーズ社)

博多大丸の「キッズとファミリーカジュアルフロア」の様子。

的確な情報発信で30〜40代の次世代顧客を攻略

10年後の「2025年問題」が取り沙汰されている。起点となる今年2015年は、団塊世代(1947~49年生まれ)の約700万人が全て65歳以上の前期高齢者に仲間入りする。次の塊であるジュニア世代(1971~74年生まれ)は全て40代に突入する。10年後は団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、団塊ジュニア世代は全て50代のライフステージに達する。

将来の人口動態を見据え、昨今、多くの百貨店が、30~40代の次世代顧客の新規獲得と固定化に注力している。今年もこの層の攻略が集客策の焦点に違いなく、ここにどう的確に訴求して、来店を促し、購買につなげていくか、伝達力が問われる。

ただ、30代 …

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