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人気インテリアデザイナーが、いま「大人買い」したい家具とは?

小林恭氏/小林マナ氏(設計事務所ima)

北欧のライフスタイルブランド「マリメッコ」や、アパレルブランド「ニューヨーカー」の初の路面店となる銀座店など、有名店の店舗デザインを手がける設計事務所ima(イマ)の小林恭氏と小林マナ氏。店舗設計のプロの目から見たお気に入りの店や商品とは、どのようなものだろうか。

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つねに15~20件の案件を抱える人気デザイナーの二人。平日は事務所にほぼ缶詰状態だが、休日は都内をぶらぶら散歩して面白い店や場所を見つけに行くという。

カタログを見るだけで大人買いしたくなる商品

─最近見つけたお気に入りの商品はありますか。

小林マナ▶ 商品ではありませんが、展覧会で見た絵が素晴らしくて、すごく欲しくなってしまいました。ダウン症や知的障害を持つ人たちによって生み出された『楽園としての芸術』というタイトルの作品展です。知り合いからチラシをもらい、ぜひ見に行きたいと思っていました。彼らが描く抽象画は、見ていてとても気持ちがいいんです。こんな絵が家にあったら本当にいいだろうな、と思うくらい。会場では制作のプロセスが映像で紹介されていましたが、それを見て彼らの絵に魅かれる理由が分かりました。迷いのない筆づかいで次々と描いていき、描き終わったら一切手を加えない。だからこんなにもすがすがしい絵が描けるのだな、と納得して、ますます絵が欲しくなってしまいました。

小林 恭▶ 僕が最近買いたいなと思っているのは、「Montana(モンタナ)」というデンマークの収納家具です。カタログを見て、「これも欲しいし、こんな風にも並べてみたい」とかなり物欲がわいています。

カタログの見せ方が素晴らしいですね。豊富なカラーバリエーションとサイズを生かし、さまざまな種類を組み合わせて幾何学模様の絵画のように見せてみたり、シックな空間にポップな色の家具を浮き立たせて見せたり。倉庫のような場所にドンと置かれているのも存在感があるし、暗い部屋にあえて暗い色の家具を置けばシックなイメージになります。どのような空間にどう置くかによって、こんなに違った表情になる。好奇心がそそられますね。

マナ▶ 家具を単体で見せられてもそれほど想像がわきませんが、このカタログのように、たくさんの家具を組み合わせてボリュームで見せられると、20個くらい一気に買ってしまおうか、という気持ちになります。

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©Coad & Materials

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デンマークの収納家具「Montana」

シンプルなデザインでありながら、機能性に優れ、サイズやカラバリエーションに富んだラインアップが特徴。見る人の想像をかき立てるカタログでの見せ方が秀逸だ。

─最近気に入った店はありますか。

マナ▶ 「アンリアレイジ」というアパレルブランドの店ですが、2年前くらいから注目していて、よく訪れています。今年パリコレクションへのデビューを果たし、大絶賛されたブランドです。この店の面白いところは、年に2回、コレクションテーマごとに店の空間を作り変えている点です。テーマに合わせて家具を新しく作ったり、照明の仕掛けを変えたりしているのです。そんな店は他にはないですし、次はどんな空間になっているのだろう、と気になって、つい足が向いてしまいます。

恭▶ 例えば「カラー」がテーマの時は ...

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