アパレルブランド「ニューヨーカー」は、9月13日、初の路面店・フラッグシップショップとして銀座店をオープンした。外観にはブランド・シンボルである、ハウスタータンを配し、2フロアでメンズとウィメンズのウェアやアクセサリーを展開する。

天井の高い店内。1階は、プロモーションスペースとして利用し、銀座店限定イベントも実施する予定だ。
東京オリンピックが開催された1964年に生まれた日本のブランド「ニューヨーカー」。当時ニューヨークの街を颯爽と歩くビジネスマンのためのスーツを目指し、以来50年間トラディショナルなスタイルを受け継ぎながら、時代にそったエッセンスを加え、主にビジネスシーンの紳士・婦人服を提案してきた。
銀座店はブランド50年の節目につくった旗艦店だ。「お客さまとともにブランドは年を重ね、メイン顧客層は50代になりました。銀座店は、既存のお客さまはもちろん、40代前後の新しいお客さまにも楽しんでもらうことを意識しています」とニューヨーカー代表取締役社長 上條浩之氏は話す。
店内は、重厚感のあるクラシカルな雰囲気と新しさや親しみやすさが同居する。コンセプトは「ニューヨークアパートメントホテル」だ。1階はホテルのロビーやレストランを、2階はホテルの客室をイメージした。ベッドの上に商品が並び、バスルームをイメージしたスペースには歯ブラシのディスプレイ、レジカウンターにバーの装飾など、インテリアデザインを眺めるだけでも楽しめる。
1階はイベントを行うプロモーションスペースとしても活用する。「服を長く楽しむためのお手入れ方法を伝えるワークショップなど、定期的にイベントを開いていきたい」と…