大切な顧客に贈りたいもらって嬉しい、きらめくギフト

スワロフスキー「コーポレート・ギフト」

シンガポール航空が制作したキーリング。左はイベントの来場者にプレゼント、右は名古屋就航25周年を記念し乗客に手渡したもの。

イベントやキャンペーンで、もらい手に喜ばれるギフト（記念品）を贈れば「嬉しい体験」として顧客の記憶に残るだろう。「長く手元においてもらえるものを」という視点から、シンガポール航空はギフトにスワロフスキー社のキーリングを採用し、顧客から好評を得た。

4月3日〜6日、東京・丸の内でシンガポール航空が開催したイベントでは、最新設備を備えたファーストクラスのシートなどを展示。約1万5000人が最新シートを体験し、イベントの来場者の中から抽選で約1000名にキーリングをプレゼントした。七色にきらめくクリスタルに、シンガポール航空のロゴを印刷。ジュエリーを世界中で販売するブランドだけに、ギフトを手にした当選者から「スワロフスキーだ！」と驚く声が上がったほか、時間の関係で会場でギフトを受け取れなかった当選者に郵送したところ、お礼の手紙が届いたという。

マーケティング部の石田浩司氏は「これまでノーブランドのギフトを採用してきましたが、スワロフスキー社と組むことで、ブランドの相乗効果を実感しました。ギフトへのお礼のお手紙をいただくことは珍しいこと。社内の別部門からも高評価でした。制作にあたりベストなものを目指すため印刷する文字や色を修正しましたが、フレキシブルに対応してもらえました。機会があればクリスタルを使った表彰盾やステーショナリーのギフトも制作してみたいですね」と話した。

世界トップの精密カットクリスタルを生産するスワロフスキー社は、コーポレート・ギフトを提供するBtoB事業を2013年に開始。ギフトはペーパーウェイトやフォトフレームほか幅広いラインアップから選べ、名入れ可能なアイテムも。成約記念やパートナー企業の表彰など、特別なシーンでのギフトにも活用しやすい。