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販促・集客メディアフォーラム レポート

ロングセラーブランドに学ぶ、愛される商品、愛されるコピー―販促・集客メディアフォーラム2014(3)

有賀 文威(クラシエフーズ マーケティング室副室長 兼 新規開発グループ長)

企業のプロモーション成功事例の講演や、販売促進のノウハウを持つ企業のブース展示などを行うイベント「販促・集客メディアフォーラム2014」(主催・宣伝会議)が9月3日、4日、東京国際フォーラムで開かれ、2日間で6217人が来場しました。ここでは、セミナーの一部を紹介します。

クラシエフーズ マーケティング室副室長 兼 新規開発グループ長 有賀 文威氏

社内を動かし巻き込んだ「甘栗手帳」

「甘栗むいちゃいました」は、1998年にテスト発売を行って以来、今年で16年目を迎えました。

甘栗の皮がすでにむいてあることが消費者に驚きと利便性を与え、また自然な甘さなので太らないという印象が、お菓子を食べたときの“罪悪感”を払拭するなどの価値が評価され、年間販売額は80億円を超えるまでに成長。「素材菓子」というひとつのジャンルを築けたと考えています。1998年の駅売店でのテスト販売以降、約1年半にわたって静岡エリアなどでテスト販売を繰り返し、2000年に全国展開。この間、口コミによって認知と販売量が少しずつ拡大していきました。

販売開始にあたり作成したのが「母子手帳」ならぬ「甘栗手帳」です…

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