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カタリナ、クーポンの使い逃し防ぐアプリほか今月のSPニュース(後編)

カタリナマーケティングジャパン、武藤工業、ぐるなび、Amazon

<モバイル>
カタリナ、クーポンの使い逃し減らすアプリを配信開始

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「カタリナアプリ」の画面。米国では、クレジットカード決済とスマートフォンアプリを連携させ、事前に配信したクーポンの割り引き分を銀行引き落とし時に払い戻す「カード・リンクド・オファー」という手法が普及しつつある。

クーポンを会計時に見せるのがわずらわしい、持っていたことを忘れてしまう─カタリナマーケティングジャパンは7月10日、従来の紙や電子クーポン利用の煩雑さを省き、使い逃しを回避するアプリ「カタリナアプリ」の配信を始めた。

「カタリナアプリ」では、使いたいクーポンを“予約”できる。アプリに会員カードや電子マネーのカード、利用店舗を登録し、クーポン対象商品を選択。その商品の購入時に登録したカードを使うと、クーポン分のポイントが加算される。アプリ画面を見せる必要はない。

連携第一弾は、イオンの電子マネー「WAON」。「イオン」や「マックスバリュ」など全国1600店で利用できる。8月からは、東日本で展開するドラッグストア大手ツルハドラッグ約1200店舗で、「ツルハポイント(カード)」と連携する。9月からは、中国・九州地方で展開する中堅スーパー「イズミ」約100店舗で、「ゆめカード」や電子マネー「ゆめか」がアプリで使えるようになる。

カタリナが実施した消費者調査では、クーポンを使うのが「恥ずかしい」「面倒」といった声や、持ち歩く際に「かさばる」、持っていることを「忘れる」という声が目立ったことが企画の背景となった。

<サービス>
専用スキル不要、販促品への印刷が簡単に

武藤工業は、業務用UVインクジェットプリンタ「VJ-426UF」の販売を6月2日より開始した。

同社では、すでにUVインクと同等の性能を持ち幅広い素材に印刷できるMPインク搭載のプリンタを手掛けているが、速乾性のあるUVインク対応プリンタの利便性を考慮し、発売が実現した。同機は、オフセット印刷のように版下を作成せずに、厚さ70mmのものまで印刷可能だ。

プリンタには「プリンタの便利な機能を、もっと簡単に使いたい」という顧客の声に応え、マイクロソフトの基本ソフト「Windows」用のプリンタドライバを標準搭載させた。これにより、専用スキルを持たないビジネスマンでも使い慣れたWordやExcel、PowerPointなどのソフトを使い出力できる。

会社のロゴやイラストはもちろん、自分がスマートフォンで撮影した写真の印刷も手軽に行える。

試しに、編集部が用意した画像をスマートフォンケースに印刷してみた。PowerPointを使い画像の配置や文字を入力。印刷は6分ほどで完了した。印刷する内容により時間は変わってくるが、スマートフォンのサイズでは、どれも大体10分程度で完了するとのこと。販促品の名入れなどでの活用が期待できる。

    印刷の流れ

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    「Windows」の基本ソフトに写真素材を取り込み、パソコン画面上で、画像の配置などを調整する。

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    通常のプリンタドライバと同様に印刷できる。データを送ってから約6分で印刷が完了。

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    オリジナルのスマホカバーが簡単に作成できた。画像の細部まで鮮明に印刷されている。

<サービス>
ぐるなび、来店頻度に応じて特典を配信できるサービスを開始

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アプリ「SMARTチェックイン」のイメージ。

ぐるなびは、飲食店を訪れたことを記録する「チェックイン」を通じて、来店客にクーポンやメニュー情報を配信する「SMARTチェックイン」サービスの提供を開始した。専用アプリを用いて、テーブルやメニュー表に記載された二次元コードを読み取るとチェックインできる。利用に会員登録は不要。

飲食店は、利用客のチェックイン頻度に応じて「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」といったランクを設定でき、それぞれのランク別に異なる特典を配信できる。また、アプリを介して、これまでチェックインしてきた顧客に対してメッセージを送ることも可能。ぐるなびは、リピーター獲得やファン化の促進につながるとしている。

ぐるなびは同社の飲食店情報サイト加盟店を対象に「SMARTチェックイン」の導入を進め、2014年度中に約3万店での実施を目指す。今後は、アプリとメニュー表の連動性を高め、スマートフォンから注文できるシステムの運用も視野に入れている。

<サービス>
Amazon、Twitter返信で商品をカートに自動追加

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英語圏では2014年5月に同様の「#AmazonCart」機能が導入されている。

アマゾンジャパンは11日、Twitterの投稿への返信(リプライ)で、同社が扱う商品を購入しやすくする「Amazonソーシャルカート」を開始した。Amazon上の商品リンクを含む投稿に対し、ハッシュタグ「#アマゾンポチ」を加えてリプライすると自動的に商品がAmazonのショッピングカートに追加される。ユーザーは後から商品を確認し、購入できる。

利用には、事前にTwitterのアカウントと、Amazonのアカウントを連携させる必要がある。「Amazonソーシャルカート」はAmazonの成果報酬型サービスに対応し、Twitter経由での紹介料獲得にも利用できる。

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