AOKIではポイントカードを従来の磁気式からバーコード式に刷新する。「会員証アプリ」をリリースし、プッシュ型の情報配信なども手がける。iBeaconはアプリが起動していなくても、Bluetoothがオンになっていれば利用可能だ。
スマートフォンユーザー向けに販促する際、最も効果的なのが「位置」と「時刻」をピンポイントで狙うことだ。
「時刻」に関しては、メールやSNSで発信することで、ある程度、狙い撃ちすることが可能だ。しかし「位置」に関しては、いままでは発展途上といった感が強かった。
スマートフォンは、自分の位置を特定する際、GPSから衛星の電波をキャッチして測位を行う。GPSの電波は地上2万キロから降ってくる。最低でも3つのGPS衛星からの電波をつかまないと正しい位置にならないため、ビルが乱立して、3つ以上の衛星が見えないところだと、精度が落ちてしまうのだ。
見通しのいい屋外であればGPSは有効で、数十メートル単位で測位できるが、当然、屋内ではほとんど受信できない。
また、スマホの基地局からの距離でも現在地を測位できるが、こちらもざっくりとした現在地しかわからない。
デパートなどの商業施設などでは ...
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