展示会や参加型イベントなどの企画、制作、運営を行う笑遊堂は、子ども向けのキャラクター催事やイベントを得意とし、イベント用アトラクションゲームの企画・制作も手がける。そんな同社に子ども向けイベントを運営する際のポイントを聞いた。
運営者が心から楽しんでこそ
人を楽しませるイベントが作れる
イベント企画・制作・運営会社の笑遊堂は、2002年の設立から3000件以上のイベント実績を持つ。キャラクターを使ったファミリー層や子ども向けのイベントに定評があり、大手玩具メーカーからの依頼も多い。長年キャラクターイベントの仕事に携わってきた代表の長谷川雅壹氏が率いる同社の従業員は8名、またイベント運営スタッフとして約200名が登録している(6月現在)。
キャラクターを使用したイベントを実施する場合、企画を動かす担当者が、十分作品を理解し、愛していないと、来場者を満足させるコンテンツをつくることは難しいもの。とりわけ来場者が子どもの場合、その反応はシビアだ。興味の抱けるものかどうか瞬時に判断されてしまう。さらに子どもも安心して過ごせるようにイベントスタッフの対応や、会場の雰囲気づくりも欠かせない。企画に合ったイベント会社をパートナーに選ぶことが重要になる。
笑遊堂では、キャラクターイベントを実施する際、運営する側自身が「心から楽しんでいることを伝える」ことを大切にして、イベントを成功させてきた。企画を手がける長谷川代表は、元々キャラクター好きということもあり、独立前からキャラクター関連のイベントを手がけてきた人物。25年ほど前から続いている特撮ヒーローを題材にしたフェスティバルの立ち上げスタッフの一人でもある。「好きなキャラクターに携わるイベントをぜひ一緒にやりたい」という強い思いを、主催者に伝え、企画に反映させてきた。キャラクター好きの来場者の満足度を高めるために「予算の範囲内で、妥協せずに作り込むべきところは作り込む」ことも重視している。また運営スタッフについては、会社名にちなんで“笑スタッフ”と名づけ、「笑顔・挨拶・元気よく」をモットーに、イベントに臨むことを事前の研修で徹底して伝えている。
今年は、10年ぶりに開催されるゴジラ展の企画制作を笑遊堂が手がけるが、これもゴジラというキャラクターを多くの人たちに知ってもらいたい、という熱い気持ちが届き実現に至った。「これからも子どもがわくわくするようなイベントを企画していきたい」と長谷川氏は今後の意気込みを語った。
10年ぶりに実現! 全世代を震撼させるイベントがついに開催
今年はゴジラ生誕60周年、2014年ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が公開されるというゴジラにとって節目の年となる。そこで、ゴジラをテーマにした展覧会としては10年ぶりとなる「大ゴジラ特撮展」を8月2日から池袋・サンシャインシティで開催する。ゴジラの60年の歴史を振り返る展示や、どの世代の人が見ても楽しめるコンテンツを予定。企画制作をバンダイ/ドリーム・プラネット・ジャパン/笑遊堂の3社が手がける。
<笑遊堂実績イベント一覧> 一部抜粋
・トミカ博
・プラレール博
・東京おもちゃショー
・キャラクター展示会 物販イベント
・六本木アートナイト
・六本木ヒルズのお正月
・商業施設のお正月イベント
・玩具メーカー商品実演販売
・ジャンプフェスタ ジャンプショップ
・ウルトラマンフェスティバル
・恐竜博2005
・喫煙マナーアップキャンペーン
(その他多数)
お問い合せ
有限会社 笑遊堂
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TEL.03-5207-8811
代表取締役社長 長谷川 雅壹氏 |