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パン屋「VIRON」を営む、ル・スティル社長の店づくりと販促アイデア

ル・スティル 西川隆博氏

企業が売り上げを高め、顧客を拡大――その過程にはいつでも販売の現場を大切にする社長の知恵が生きている。本連載では、販売の現場から次々とユニークなプロモーションを生みだす成長企業の経営陣を紹介。その販促の考え方を取り組み方とともに紹介する。
取材・文 上妻英夫(KIプレス)/経済ジャーナリスト メルマガ「いま、売れる方法はこれだ!『上妻英夫の販促大学』」

代表取締役社長の西川隆博氏。社名のル・スティルは、フランス語で様式(スタイル)の意味を持つ。

価値を創り、伝えて、売るのが繁盛の源

価格競争に巻き込まれている業界の一つが、外食・食品業界。「安くしなければ売れない」という値決めの魔法に引っかかり、抜け出せない企業も少なくない。その呪縛からいかに逃れるか。価格競争でなく、品質向上に情熱を燃やす中堅企業が出現し始めている。

今回注目するのは「価格競争には意味がなく、品質競争こそ、消費者にとって価値あるものを提供できる」という信念を持ち、それを実践し、価値を追求するフードベーカリー業の会社。「日本で一番クオリティの高いパン屋」「バゲットにこだわり、クオリティと親しみやすさの絶妙のバランスの店」─食通だけでなく、一般にも知名度の高いパン屋「VIRON」を経営するル・スティル(本社・東京渋谷区)である。

大手のパン屋ではなく、本格的な高級のパン屋、“本物のパン”を追い求め、価値あるパンビジネスに挑戦する代表取締役の西川隆博氏。西川氏が率いるル・スティルの動きに、ベーカリー業界も熱い視線を注ぐ。年商16億円、従業員150名(パート、アルバイトも含む)の中堅規模の会社だ。

西川氏は、「小さくても美味しいパンを」を掲げて60余年、パン製造を続ける、業界では名高いニシカワ食品(本社・兵庫県加古川市、グループ年商60億円)の三代目。「パン屋はいいビジネス」というイメージを持ちながら育った。

その後…

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