イラスト:高田真弓
彼女たちは念願のパンケーキを前にSNSで発信する。「パンケーキが好きなワタシ」をアピールしたいのだ。
気が付けば、パンケーキのブームも今年で5年目になる。
ブームの発端は2010年、原宿にハワイ生まれのカフェレストラン「エッグスンシングス」がオープンしてからである。看板メニューのパンケーキに連日大行列。これを機に、“世界一の朝食”と評されるオーストラリア生まれの「ビルズ」や“ニューヨークの朝食の女王”「サラベス」、さらには“ハワイで一番おいしい朝食”とうたわれる「カフェ・カイラ」などの海外の有名パンケーキショップが続々と日本進出。また、それに触発されるかのように国内のパンケーキショップも開店ラッシュ。気が付けば、原宿や表参道一帯は一大パンケーキゾーンとなり、今日も人気店への行列は絶えない。なぜ、これほどまでにパンケーキは女性たちの支持を得ることができたのか ...
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