アーモンドミルクの飲料「アーモンド・ブリーズ」の日本市場導入のキャンペーンとして、ブルーダイヤモンド アーモンド グロワーズ日本支社は2013年10月から「TRY! アー乳 キャンペーン」を実施。「アー乳」という造語をキャッチにテレビCMやウェブプロモーションなどを展開し、市場定着を目指した。

キャンペーンの詳細はこちらから
- 実施日: 2013年10月14日~
- ターゲット: 健康志向の女性。主に30~40代
- 目的: 新カテゴリーの認知形成とトライアル購入の促進
- 手法:新カテゴリー商品のため、信頼感とリアリティに重きを置いたプロモーションを実施。ターゲット女性の代表としてタレントの優香を起用したほか、ブランドファンからも商品の魅力を伝えてもらうため「ミス・アー乳オーディション」をネット上に展開。また店頭での試飲機会の提供や、信ぴょう性の高い情報発信としてPRにも力を入れた。
Outline
各メディアのプロモーションスケジュールの全容は、販促会議3月号の電子ブックで、ご確認いただけます。
<分析の軸と詳細>ターゲット層が購買していたか?
新商品であるため、ターゲットとして設定した層がしっかりと獲得できているかどうかを検証した。
購入のコアボリューム層は40~50代
検証期間は、2013年10月14日から14年3月2日。今回は新商品のため、前期との比較などを行っていない。まず購入者人数・金額・個数について調べた。すると、それぞれのボリューム層は40~50代となっており、この年代だけで購入者の半数以上を占めていた。ターゲット層は30~40代であることから、実際の購入層はやや高めとなった。
来店者構成に対して、アー乳購入者が特徴的かどうかの傾向値*をみると、20〜50代が特徴的に高く、来店者構成に比べ「アー乳」を購入しやすい年代層と言える。よって、現段階ではボリューム層になっていない20〜30代は、もっとボリュームを増やせる可能性があると言える。
あと47%