JR東日本提供
電車の走行位置や遅れの情報をこれほど細かく提供できるのは、JR東日本だからこそと言える。山手線であれば、車両の混雑状況や室温といった車内の快適情報までアプリで事前に把握することができる。
1999年、NTTドコモが「iモード」をスタートさせて以降、ほとんどの人が「便利だ」と言って使ってきたのが「乗り換え案内」だ。仕事で電車に乗る人であれば、目的地までどのルートで行けばよいのか、料金はいくらなのかなどを、ケータイを使って調べてきた人は多いのではないか。
日々、移動する社会人にとって、電車の情報はかなり重要だったりする。iモードやスマホ向けにさまざまな会社が電車関連のサービスを提供してきたが、ついに真打ちである東日本旅客鉄道が3月10日から「JR東日本アプリ」を投入してきた。
さすが、JR東日本の公式アプリだけあって、提供されている情報がとても細かい。運行情報は首都圏の主要駅の改札付近に設置してある「異常時案内用ディスプレイ」に表示されている情報と同じものを見ることができる。
京浜東北線であれば、現在、走っている電車の位置、それらの電車が何分、遅延しているのかといった情報まで分かり、また山手線では、各車両の混雑状況や室内温度まで把握できる。「遅延証明書」のサイトへ接続できるようにもなっている。
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