どこでもなんでもアップグレード

ルフトハンザ ドイツ航空がシカゴで1週間行った、ビジネスクラスのプロモーション。「何事もアップグレードの方がいい!」をコンセプトに、飛行機に乗っていない地上でもアップグレードを堪能できるようにしました。フライトのアップグレードだけではなく、コーヒーショップやレストランでは無料券をプレゼント、映画館では特別貸し切りにしてポップコーンなどを運んできてくれるサービス。またホテルではスイートルームにアップグレード。野球観戦ではファンにはたまらないベストポジション席をプレゼント。さらに雪が降っている時は傘を配布。ひと味違ったアップグレードな気分をさまざまなカテゴリーで表現しました。
ベンツが排出した水だけで生きる


灼熱の地デスバレーでは、人間が水なしで生きられるのは14時間が限界です。そのデスバレーにて、走ると排気ガスの代わりに水を排出するF-cell車で2日間過ごすというのが今回の企画。つまり水分はF-cell車が排出する水だけで過ごすのです。車の後ろに蛇口の付いたタンクを取り付けそこから水をくむ仕組み。男女2人は「本当に車が水なんて作るの?」や「本当に飲める?」など不安げながらスタート。いざ水を飲むことになり緊張しながら飲んでみると、普通の水だった!これには2人も驚き。その後は料理や歯磨きで使用したりして、2日間無事にサバイブしました。“企画を極端にすると面白くなるよ”というお手本ですね。