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ダイレクトマーケティングのフロントライン

サントリーウエルネスのダイレクトマーケティング(後編)

文:大広 ダイレクトマーケティング総合研究所 所長 松浦信裕氏

ダイレクトマーケティングの最前線をリードする企業の方々を招いて、現場での取り組みをライブで届ける「ダイレクトマーケティングのフロントライン」。前回に続き、サントリーウエルネス川崎益功社長のインタビューをお届けする。前編で「時間軸のビジネス」への視点の変化が大転換だったと語った川崎社長。後編では事業の成長継続を支える組織の在り方、事業が目指す方向性について聞いた。

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サントリーウエルネス 代表取締役社長 川崎益功氏 (かわさき・ますお)
1983年サントリー入社。マーケティング部門にて飲料・ビールの商品開発を担当した後、2000年より健康食品の通販ビジネス立ち上げ。以降一貫してダイレクトマーケティングにかかわる。09年4月より現職。

止まっていると退化してしまう

これだけ成長が続き、大きな組織になると、仕事の進め方に慣れや停滞が出てきませんか?

そんなことはありません。お客さまと常に向き合っている現場では、ご要望も日々変わっていきます。この“ライブ感”の中で仕事をやり続けていれば、当然、自分たちの仕事も変えていかなくてはなりません。変化に積極的に対応してそのライブ感を楽しまなければ、ダイレクトマーケティング(以下DM)は単にしんどいだけの仕事になってしまいます。

ライブ感を大切にするという意味では、昨年ポール・マッカートニーが久々に来日して、驚くばかりの「現役」ぶりを披露してくれました。若くて優秀なバックミュージシャンたちの刺激、観客の刺激が、今のポールをつくっているのだと思います。過去の再生産ではなく、変化と刺激が進化を生み出す。ミック・ジャガーなんて8年前よりも若返っていて感動しましたよ。ポールとジョン、ミックとキース、ジェームス・ハントとニキ・ラウダ。刺激があるからお互いを高め合える。それが無くなったら自ら変化と刺激を創りださなきゃいけません。そういった相互の緊張感の中で仕事ができるチームは魅力的だと思います。

ですから、止まっていると退化してしまうという感覚が私の中に強くあって、チーム全員も常に、「もっといいものがあるのではないか、もっといいものを作ろう」という仕事への姿勢は徹底してくれています。変化を怖がらない良いチームですね。そもそも仕事に完成形、100%はありませんから、常に動き続けるという感覚が大事です。

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