企業や商品、ブランドにとって周年記念は大きな節目。顧客との関係を強化し、売り上げアップやブランディングにつなげるチャンスでもある。ここでは周年をきっかけとしたプロモーション手法を紹介する。
宣伝会議が発行する『宣伝会議』はおかげさまで2014年4月に創刊60周年を迎えます。当誌『販促会議』は、『宣伝会議』増刊号として第1号の発行が始まり、2014年12月には通巻200号を迎えようとしております。これもひとえに読者の皆さま方のおかげと、編集部一同深く感謝しております。
本特集では、読者の皆さまからお問い合わせをいただくことも多い、「周年プロモーション」の事例について紹介し、その手法をレポートします。
ブランドの歴史をどう生かすか?
各事例について、周年の節目にどのようなメッセージを打ち出したのか、施策のスケジュールや、効果、部門間の連携をどのようにとったのかなどに迫ります。
カプコン 30th ANNIVERSARY CAPCOM
モンスターハンター」、「バイオハザード」ほか大人気ゲームを生み出してきたカプコンが2013年に創業30周年を迎え、社内のアイデアから生まれた多数のプロジェクトに挑んだ。
店頭くじ
37種類のユーザー目線の賞品 ゲームファンの間で話題沸騰
賞品の一つ、カプコンゲームで不動の人気を誇る主役のキャラを集めた豪華ピンズセット。30周年を記念して作られたカプコンキャラクターのドットイラストを使用。
「一番くじカプコン 30th Anniversary」
2014年2月22日〜賞品なくなり次第終了
全国コンビニ、書店、ゲオ、ホビーショップなどで販売。1回571円(税別)、ハズレなし。カプコンのゲームキャラクターたちがデザインされた37種類のアイテムをそろえた。
イラストレーター西村キヌ氏の公式カプコンガールズイラストをクッションにデザインした、ファン垂涎の賞品。
モンスターハンターのアイルーが「ロックマン」の装備を身につけ、決めポーズ。ほかでは見ることのできない、特別のコラボ賞品。