手軽に撮影、共有できるマイクロ動画は、ブランドと生活者との絆を深めるためのプロモーションでも活用され始めている。ここでは「Vine」の活用アイデアやその効果を紹介する。
商品特性を生かしたストーリー
Vineでおかしな6秒動画

「おいしい謹賀新年」。甘酒がお辞儀をすると、森永製菓の商品が次々と登場する人気動画。

「おかしな雪」。雪はラムネであることが動画の最後に明かされる。
森永製菓は、同社の商品を使ったVine動画シリーズを毎週1本のペースで配信中。おなじみの菓子が動き出す、ストーリーのあるコンテンツに仕上げている。「食品がモチーフになっているので、衛生面、清潔面や食べ物を無駄にしない配慮を常に心がけている。また商品個々のコンセプトや形状の特徴をストーリーに生かすよう工夫している」と同社コーポレートコミュニケーション部の岩崎育夫氏は話す。お菓子を楽しい動画にすることで、おいしさ以外の楽しい側面にスポットを当て、お菓子の新しい魅力を感じてより親しみを持ってもらうことを狙いとしている。特に反響が良かったのは、2014年1月1日公開の「おいしい謹賀新年」。タイムリー性に加え、同社商品オールスター登場という、にぎやかさと動きが受けた。毎週水曜日に定期公開しているため、楽しみにしているユーザーが増えてきているという。
- 実施期間:2013年9月~
- ターゲット:10~30代女性
- 告知メディア:フェイスブック、ツイッター
- 制作会社:ビービーメディア
あと69%