「ラッピングバスお絵かきコンテスト」の最優秀作品の受賞式。作品がラッピングバスとなり、当日初めて公開された。
東京都交通局「都営バス90周年記念イベント」
東京都交通局は、1月18日に「都営バス運行開始90周年記念イベント」を、都営バスが最初に開通した路線の出発点である東京駅近辺を中心に複数の会場で行い、発祥となった2系統の臨時運行を行った。
こうしたイベントを行った狙いについて、東京都交通局 自動車部営業課 営業推進係長の金澤博之氏は「バス事業90年間に対するこれまでの感謝とともに、路線バス事業をさらに盛り上げていきたいという思いから、都バスファンだけでなく普段利用されているお客さまをも対象としたイベントとした」と話す。
イベントの一つである「旧塗装ラッピングバス撮影会」では、会場となった深川自動車営業所に、歴代の都営バスの塗装がラッピングされたバス5台と記念ラッピングの1台が並び、それを撮影しようと約400人のファンがカメラを向けた。
「旧塗装のラッピングは、新車当時の色や車体の雰囲気を忠実に表現するために、色校正やデザインの打ち合わせを重ねた。バスの並び方についても、太陽光線の位置も考慮して決定した」と金澤氏は話している。
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