『販促会議』が2013年取り上げた交通・OOH関連の記事の中でも、インパクトの強い注目事例や新しい試みを紹介します。
「古着回収ウィンドウキャンペーン」
H&M(へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン)
ウィンドウには活動の内容を伝える「吹き出し」を掲出。これまでに回収した古着の総量や、クーポンと引き換えられること、回収できる古着の種類などを記載し、取り組みへの理解を促した。
H&Mは2013年8月30日~9月7日、東京・原宿店のショーウィンドウで、約340kgの古着を使った特別展示を実施した。これは、H&Mが3月から世界中で展開している古着回収プロジェクトの認知向上を目的に企画されたもの。同プロジェクトは古着を持ち込むとクーポンを進呈する点や、ブランドを問わず受け付ける点などが評価され、開始から10カ月弱で約270トンの古着が集まっている。
中でも日本は、1店舗あたりの回収量が多く、9月7日に原宿~青山エリアで開催された「FASHION'S NIGHT OUT 2013(FNO)」に合わせ、この日に古着を持ち込むと数量限定のエコバッグがもらえるキャンペーンを企画。その1週間前から、ショーウィンドウでアイキャッチの強い展示を行うことで、同キャンペーンの告知と参加促進につなげた。
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