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業界別販売促進

海外メーカーが活況!掃除機市場のプロモーション(後編)

レイコップ・ジャパン/東芝ホームアプライアンス

最近、家電量販店で活況を呈しているのが、掃除機売り場。従来のキャニスター型に加え、ふとん専用やコードレスタイプなど用途に応じて使い分けができる機種が増えている。その背景には、「掃除は面倒」というマイナスイメージを払拭しプラスに転じるコミュニケーションや、体験機会の提供により使い勝手の体感や利用シーンの気付きを促す取り組みが功を奏しているようだ。ブランディングを意識した売り場づくりや、トライアル促進の取り組みなどを取材した。

新カテゴリーが続々と誕生
拡大し続ける掃除機市場

掃除機市場は、いま最も面白い市場の一つではないだろうか。

スティック型掃除機、ハンディクリーナー、ふとんクリーナー、ロボット掃除機......。過去10年で、いくつもの新しいカテゴリーが誕生した。それに伴い、用途に応じて掃除機を使い分ける消費者も増えた。

外国勢の参入が著しいのも最近の傾向である。新しいカテゴリーは現状、外国家電メーカーから生み出されていることが多い。

競合がひしめく掃除機売り場で、いかに目立つ場所に自社商品を陳列してもらい、販売員に「この商品を売ろう」と思ってもらうかがポイントとなる。また、機能や使い勝手に納得してもらうには、なにより使ってもらうことが一番である。

ここでは、新しいカテゴリーの創造に挑戦した海外メーカーや、ユーザー目線の細やかなもの作りで迎え撃つ国内メーカーを取材した。

掃除機売り場に
「ふとん専用」コーナーつくる
レイコップ・ジャパン

新聞広告

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2013年10月、新商品発売時に新聞広告を掲出。来期以降もマスメディアを使ったコミュニケーションに取り組む予定。

ふとんクリーナー「レイコップ」は、ハウスダストの原因となるふとんのダニを除去することを目的に、韓国人の元医師によって07年に開発された。現在、世界24カ国で累計250万台が販売されている。日本でも12年から販売され、すでに累計75万台を突破するヒット商品である。

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