販売促進の専門メディア

           

2014年に効果的な販促・集客策

小遣いは月8万円。2014年「東京女子」に響く3つの消費キーワード

スターツ出版 「オズモール」編集長 荒武祐子

消費をリードする東京で働く女性たちは、いま何に関心を寄せているのか。東京女子をターゲットに、ウェブサイトで情報を発信しながら、都内でさまざまな「予約サービス」や「女子会イベント」を仕掛けている「オズモール」の荒武祐子編集長が、20~40歳首都圏在住女性たちのココロをつかむキーワードを紹介する。

029_01.jpg

2013年11月、500人の東京女子を招いた巨大女子会を「オズモール」が主催し、「NEXT TOKYO GIRLS TREND ~2014年にヒットしそうな11のキーワード~」を発表。彼ギフトや機能派リップ、昭和系彼女にガチ恋アイドルと気になるキーワードが並んだ。

ひとり時間を楽しめるサービス

2014年、女性のココロをつかむ一つ目のキーワードは「ひとり時間の共有」。ライフスタイルが似ていた同年代女性グループは、20代後半頃からシングル・DINKS・ママと、時間とお金の使い方に違いが出てくる。今までの友達と時間を合わせることも、新しい友達をつくるのも難しい。そこで女性が「ひとり時間」を楽しめるサービスが注目されている。13年にオープンした「オーテモリ」は、その好例。カウンターテーブルが目立つレストランが多く、大手町近隣で働く女性の「ひとりでもごちそうを食べたい」という欲望を応援している。「オズモール」が主催のイベントやツアーでも「女子1名参加」が人気だ。「伊勢神宮+熊野三山世界遺産ウォーク女子旅」は9万6000円にもかかわらず76名の応募があった。「ひとり時間+周りもひとり=ひとり時間を共有できる相手に出会える」。この図式が成り立つサービスは14年もヒットを生みそうだ。

あと52%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

2014年に効果的な販促・集客策 の記事一覧

電子レシート、iPad、バーチャル試着...販促を面白くする新技術のアイデア5選
小遣いは月8万円。2014年「東京女子」に響く3つの消費キーワード(この記事です)
企業トップに聞くわが社の増税対策
「スポーツ」と「西日本」が熱い-カレンダーから読む2014消費トレンド
2014年のアパレル販促、キーワードは顧客接点の増加とリ・ブランディング
外食業界は「販促依存症」から脱出せよ
大手流通のECサービス拡充で競争はさらに熾烈に!通販業界、2014年のポイント
2014年のコンビニは、地域のほとんどを顧客にする「小商圏フォーマット」確立へ
調剤機能のない店から消える?米国に学ぶ、EC時代のドラッグストア生き残り戦略
消費増税後の百貨店は、モノの価値を伝える「売り方の力量」が問われる
GMS・スーパーの2014販促予測、「PBの二極化」と「オムニチャネル化」が鍵
小売り・プロモーション関連協会 2014年の取り組み
消費増税目前!買い控え対策の第一は「顧客を不快にさせない」接客

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する