買い物の楽しさを提供する店づくりや陳列で、若い女性を中心に支持される輸入生活雑貨店「PLAZA」。ここでは、その運営を手掛けるスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーのストアマーチャンダイザーやバイヤー、ショップスタッフが、売り上げにつながった販促ツールを紹介する。
![フェイスマスク ルルルン](https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/201312/images/060_01.jpg)
![](https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/201312/images/060_02.jpg)
汐留シオサイト店(写真)のほか、ルミネ池袋店、広島店、名古屋アネックス店、池袋パルコ店、銀座店の6店舗で実施。それぞれ「『毎日マスク』時代はじまってます。」「たった1575円でこんなにうるおう!」というコピーで、大容量・低価格という商品特性を訴求した。
美容商品の製造販売を手掛けるティーグラウンドは6月~7月末、プラザ6店舗のショーウィンドウに同社の主力商品「フェイスマスク ルルルン」のマスク型パネルを大量に吊るした。
「キラキラプロモーション」と名付けられたこの店頭ディスプレイは、約1カ月間のテレビCMの放映期間に合わせて実施されたもの。プラザスタイル カンパニー 商品二部H&B課の西崎和子氏によると、同企画の狙いは“毎日マスク”という商品コンセプトの訴求だったという。「大容量かつ低価格で、“フェイスマスクを毎日使う”という新たな生活スタイルを提案したのがこの商品。その点を視覚的に訴求するため、本物のマスクと同じ形のパネルを7枚×6列並べ、毎日惜しみなく使えるという商品の使用イメージの訴求を目指しました」
このディスプレイは東京・広島・名古屋のプラザ6店舗で展開。この6店を選んだ理由について、「今回の企画は、コスメのプロモーションで多い使用実感や機能性の訴求ではなく、直感的に“コスメの楽しさ”を伝えられる内容だった。そのため美容ファンだけでなく、より多くのお客さまに見てもらえる店舗の立地や展開場所などを、メーカーと店舗スタッフがともに検討しました」と話す。