森永製菓は、ロングセラーブランド「森永ミルクキャラメル」の発売100周年を記念したプロジェクトを実施。さまざまな媒体で、商品パッケージと「100周年」を前面に打ち出し、定番商品の話題化と、新規顧客の獲得を狙った。
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- 実施日:2013年5月~(1年間)
- ターゲット:オールターゲット。また新規購入の促進では10~30代女性をターゲットにした。
- 手法:森永ミルクキャラメルを核に、ブランド派生商品を発売。テレビCM、屋外広告、ウェブ、店頭キャンペーン、展示、パブリシティなど、形や対象の異なる媒体を複合的に絡ませて展開し話題の創出を目指した。
Outline
各メディアのプロモーションスケジュールの全容は、販促会議9月号の電子ブックで、ご確認いただけます。
女性若年層の購入が大幅アップ! 懐かしさから上の世代の購入も高まる
100周年ということで、あらゆる世代との接触向上を狙った今回の取り組み。対象期間を2013年5月6日から7月28日までとし、前年の同時期と比較した。
各種の施策によって人数・個数・金額の実数がすべて増加していた。年齢構成比率で見ると、購入人数では20歳未満の伸びが非常に高い結果となった。これは、個数・金額でも同様。男女を比較すると、いずれも伸びているものの、女性の方が、人数・個数・金額の伸びが大きかった。
続いて、新規者が増えたかどうかを見る。この場合、調査前12週間に「森永ミルクキャラメル」の購入のない顧客を新規者とする。すると、男女とも、すべての年代で新規者人数が増加していた。女性の新規者の構成比の伸びを見ると、特にターゲットである20歳未満の伸びが一番大きい結果となった。これについては、タレントの上戸彩を起用したテレビCMの影響も推察される。
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