<新店舗>
三越伊勢丹が小型店ブランドを開発、地域コミュニティの拠点を目指す
1号店の河辺店。10月10日には宮城・仙台に2号店を出店する。コアターゲットは半径2km圏内に住む、“生活感度の高い”女性。
三越伊勢丹ホールディングスは新規のビジネスモデル開発の一環として、小型店舗「MI PLAZA(エムアイプラザ)」の出店を開始。9月4日、東京・青梅に1号店をオープンした。
同社はこれまでにも、百貨店業態とは別に「イセタンミラー」や「イセタン羽田ストア」などの小型店舗を約70店展開している。広報担当者によると、今回の新業態では食品や普段使いの衣料、雑貨など、より日常生活に密着した品ぞろえを実現。儀礼ギフトを中心に扱う従来のサテライトショップに比べ、より日常的で気軽な来店を促す狙いがある。
また、地域住民の集客施策として、カルチャースクールや個展などに利用できるコミュニティスペースを提供。全国の小型店舗全体で、2015年度には合計売上高350億円、150店舗体制の構築を目指し、MI PLAZAも反響を見ながら拡充していく。
<キャンペーン>
“サンダルの日焼けあと”の写真コンテストでファン拡大を目指す
ブログで告知。サンダルのストラップでできる独特の日焼け跡は、ファンの間で「Teva焼け」と呼ばれている。
デッカーズジャパンのアウトドアシューズブランド「Teva(テバ)」は8月14日~9月16日の募集期間で、「第1回“Teva焼け”コンテスト」を開催した。Tevaのサンダルを履いてできた日焼けあとの写真と、夏の思い出をハッシュタグ「#teva焼け」付きでフェイスブック、ツイッター、インスタグラムへ投稿し応募する。
ターゲットは、Teva製品を履いてアウトドアを楽しみ、ブランドメッセージの「Live Better Stories(より素晴らしいストーリーを生きる)」を実践する人々。コンテストの狙いについて、「直接的な販売促進ではなく、秋冬シーズンも視野に入れた長期的なファン育成」と同社Tevaマーケティングマネージャーの嶋田麻友子氏。
ブログとSNSで開催を告知したところ、数時間で約300「いいね!」が集まり、開始数日で20件超の応募があったという。