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3社が語る「ソーシャルゲームの継続利用に貢献するプロモーション」とは?(後編)

NTTコミュニケーションズ×DeNA×モブキャスト

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ソーシャルゲームやアプリを提供する企業がプロモーション領域を活性化させている。今回は、普段は競合同士でもある3社が集まり、プロモーションに関する意見を交換し合う座談会を開催した。テレビCMからリアルイベント、スポーツへの協賛、インターネット広告など、新規ユーザー獲得や既存ユーザーの活性化のために行っている具体的な施策について語ってもらった。(左から、NTTコミュニケージョンズ 香西英治氏、ディー・エヌ・エー 佐藤基氏、モブキャスト 生川友哉氏)

3社が語る「ソーシャルゲームの継続利用に貢献するプロモーション」とは?(前編)はこちら

効果を検証しながらPDCAを回す

─プロモーションの主戦場でもあるデジタルマーケティングについて伺います。効果を高めるためのターゲットセグメントやアプローチについて、意識していることはありますか。

佐藤▶プロモーションの役割として、マスプロモーションは認知、利用意向の拡大、デジタルマーケティングは獲得が目的というのが、ざっくりとした我々の考え方です。モバイルゲームのターゲットは広いこともあり、以前は全方位的にプロモーションを展開しても、ユーザーが獲得できた時期がありました。しかし、ユーザーが増加するにつれ、ユーザーをセグメントし、それをもとに効果を検証しながら広告配信する方向に変わっています。つまり、自分たちとっての"いいお客さま"とは誰かを定義し、その方たちが集まるメディアに対して、最適なメッセージを出していくということです。また、パソコンでは当たり前に行われてきたことですが、行動ターゲティング広告がスマートフォンでもようやく行われるようになり、我々もチャレンジを始めています。

香西▶当社のデジタルマーケティングは、一つには先ほども申し上げた通り、マスプロモーションと連動した広告配信です。そしてもう一つ、佐藤さんがおっしゃったような、ユーザーセグメントに基づく広告配信も行っています。我々のユーザーセグメントは2通りあります。一つは、通話料を1円でもお得にしたいと考える価格に敏感な層であり、この層に対しては、カカクコムや保険の比較サイトなどを通じて、通話料の高さに気付いていただくようなクリエイティブを掲出しています。もう一つは、新しいツールやアイテムを賢く使いこなしたいと考える層です。こういう人たちが集まるガジェット系のメディアに対して、賢く生活するためのツールとして050 plusを紹介しています。このようにセグメントごとにメッセージを出し分け、PDCAを回しながら広告効果を高めていくようにしています。

そのほか、サイトへの誘引を強化するためのキャンペーンも随時行っています。7月末までは、「毎日3万円が当たる!」キャンペーンを実施しました。なぜ3万円かというと、総務省の調査をもとに1カ月の携帯電話の通話時間を割り出すと65分。この65分を前提に、スマートフォンでの通常通話から050 plusに乗り換えた場合、2年間のお得金額が約3万円なのです。こうした謎解きのようなギミックを用意して、キャンペーン参加者に050plusのサービス理解を深めてもらうことを意識しています。

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050 plusサービス開始2周年を記念したキャンペーンサイト。「050 plusを使えば2年間で約3万円お得になる」というメッセージを打ち出し、サービスの理解を深めてもらう仕掛け。

佐藤▶このようなキャンペーンでは、どのように効果を測定しているのですか。

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