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ビル壁面に巨大なミルクキャラメル
本社ビルの壁面に描かれたミルクキャラメル。壁面広告の隣には、上戸彩さんが「あっ!」と驚いた表情をした看板を設置し、巨大ミルクキャラメルを見て驚いている様子を演出した。
森永製菓は、ロングセラーブランド「森永ミルクキャラメル」の発売100周年を記念したプロジェクトを実施。さまざまな媒体で、商品パッケージと「100周年」を全面に打ち出し、定番商品の話題化と、新規顧客の獲得を狙った。スーパーマーケットでの売り上げは通常の2倍以上となった。
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森永製菓が1913年に発売した森永ミルクキャラメル。1世紀に渡り日本人の暮らしの中にあり続け、その認知度は高い一方で「懐かしい昔のお菓子」と捉えられがちという課題もあった。「塩キャラメル、生キャラメル人気で拡大したキャラメル市場は09年をピークに縮小を続け、当社のキャラメル商品の売り上げも伸び悩んでいました。特にお菓子のメインユーザー、10~30代の女性の購入意向が低いことが課題でした」とコーポレートコミュニケーション部の倉重文子氏は話す。そこで100周年を機に消費者との接点を増やし、"久しぶり" 購入を促進するため、話題性・鮮度を高めるプロジェクトを実施。さらに新食感キャラメル「ファッジ」の販売も行い、10~30代女性の興味・購入意向を高めることを狙った。
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