消費増税は、商品の購入にどのような影響を与えそうか。消費者調査から、その傾向を探る。
調査期間:2013年7月4日/調査対象:全国15~69歳までの男女2000名、インターネット調査 クロス・マーケティング調べ


2年以内に単価10 万円以上の商品を購入した人のうち、住宅や車は「どうしても必要だった」という購入理由が最も多いが「衝動買い」「消費増税前に買っておきたい」も購入動機の要素となっており、高額でも魅力あるものには購入金をねん出しているのが分かる。腕時計、宝飾品は「衝動買い」が最も多かった。この結果について、消費分析に基づき主にスーパーマーケット向けの販促支援を行うアットテーブルの上田健司社長は「最近、高額な輸入車の販売が伸びている。車の魅力ももちろんだが、いざという時"資産"として価値があることも踏まえ購入していると考える。時計や宝飾品も同様。ただの衝動買いではなく、その裏で"いざ"を見据えた堅実な消費者像が伺える」と指摘した。
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