レンタル・シェア文化を浸透させるためのブランディング (後編)
必要なときに必要なだけ利用できる経済性や合理性が支持され、広がりを見せているレンタル・シェアリングサービス。車からファッション、スペース、スキルまでさまざまなカテゴリーでサービスが生まれている。ただ、なんとなく存在は知っているものの、一歩を踏み出すには至っていない生活者が多いのも事実。成長過程のサービスの最新プロモーションを取材した。
業界別販売促進
駅貼り広告では、商品のベネフィットを効果的に伝えられる場所として、駅の階段にこだわって掲出した。
夏に向けて、市場が活性化するスポーツ飲料や機能性飲料。スポーツシーンに加えて、熱中症対策など日常生活での飲用を促す試みを各社が強化している。商品機能の理解を促進するためには、まずは体験してもらう試みも重要だ。市場をリードする各社に話を聞いた。
導入期限定で採用。性別年齢問わず、日常での幅広いシチュエーションをイラストで表現している。
35歳以上のスポーツ飲料離れを食い止めるため、健康意識の高いアダルト層に向けて昨年発売されたのが、日本コカ・コーラの「アクエリアス ゼロ」だ。この層が気にするカロリーをゼロにし、ゼロカロリーで水分補給ができることが特長。昨年は目標を大幅に上回る販売を達成した。