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HTML5を駆使した、「島耕作のスマホ」のぞき見企画

日本経済新聞社×カヤック

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SNSのLinkedInには実際の島耕作のプロフィールを用意し、秘密の写真フォルダにはパスワードをかけるなど、リアルさを追求した。

日本経済新聞社は、スマートフォンアプリ「島耕作の日経ニュース」のリリースに際し、「社長 島耕作のスマホが見放題」という特設サイトを開設した。サイトを訪問すると、人気マンガの主人公、島耕作の「スマートフォンの中身」をのぞき見できる。ユーザーは、マンガの登場人物や作者の弘兼憲史氏らから、島耕作あてに届いたメールを読むことができる。読んだ後は未読件数が減るなど緻密な仕掛けが特徴だ。スマートフォンから閲覧すると、本物のスマートフォンそっくりのユーザーインターフェース(UI)となっており、「人のスマートフォンを勝手に見ている」ような演出で拡散につなげている。

制作を担当したカヤックの広報、松原佳代氏によると「HTML5を駆使して、いかに本物のUIに近づけるかにこだわりました。ビジネスマンには欠かせないスマートフォンを題材にすることで、島耕作を身近な存在にし、島耕作が実在するかのような世界観で、人にこっそり伝えたくなる気持ちを高め、拡散につなげるのが狙いです」と話す。拡散を促すため、サイト内のツイッターやフェイスブックのアイコンからシェアできるようになっている。

サイトオープンとともに、ソーシャルメディアやニュースサイトで大きな話題を呼び、ダウンロード件数も順調に増加中だ。

実施期間▶2013年5月31日~9月2日

告知メディア▶ウェブサイト

ターゲット▶「島耕作」を知らない世代から、島耕作を読み続けている世代まで、ビジネスマン全般

目的▶「島耕作の日経ニュース」アプリの認知・ダウンロード促進

広告会社・制作会社▶カヤック

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