スシローが、きまぐれクックとコラボ 動画で話題のカンジャンケジャン商品化
あきんどスシローが運営する回転すし「スシロー」は、チャンネル登録者1200万人超えのYouTuber「きまぐれクック」が監修した商品を全国の店舗で販売。2024年1月20日から第1弾、2月5日から第2弾と2回に分けて、「きまぐれクック監修 カンジャンケジャン」をはじめとするオリジナルメニューを展開した。
Idea&Techniques
ジェイアール東日本企画は6月5日から7月4日まで、新潟エリアで運行する車両で、大日本印刷と共同開発した電子ペーパー搭載の「次世代型中づり広告」の実証実験を行っている。電子ペーパーの車内広告への活用は、JR東日本の中づりでは初めて。
電子ペーパーは朝晩の通勤・通学時間帯には約30秒ごとに表示が変わる。電子ペーパーの薄さを強調するため、通常の中づり広告の一部に電子ペーパーを取り付ける形にした。
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電子ペーパーが埋め込まれた部分。 |
中づりに取付けられた電子ペーパーには、新潟市が推進する「マンガ・アニメのまち にいがた」事業とコラボレーションし、新潟ゆかりのマンガ家のコミック作品や、新潟市のマンガ・アニメ情報関連コンテンツなどが表示されている。電子ペーパーの画面は、朝晩の通勤・通学時間帯には約30秒ごとに表示ページが切り替わり、最大でも10分ほどでコンテンツが完結するようになっている。
ターゲットは、新潟エリアでの鉄道利用率が高い学生と20~30代の男女を想定。JR地方支社エリアでの中づり広告の稼働率が低いという課題を背景に、中づり広告の注目率向上と、電車内におけるコンテンツの検証を目的にしている。
媒体として使用する電子ペーパーがモノクロ表示であることからコミックとの相性が良いという判断のもと、マンガ・アニメを活用した町づくりに取り組む新潟市とのコラボレーションが実現。新潟エリアでの実施につながった。
大日本印刷と共同で行った電子ペーパー搭載の中づり広告の企画開発にあたっては、電子ペーパーの薄さを表現する方法に苦労したという。ジェイアール東日本企画 新潟支店 五十嵐稔氏 は「当初は、中づり全体を薄い箱状にする予定でしたが、それではタブレット端末のようで驚きがないと判断。通常中づりで使用する紙を一部補強して直接取り付ける形にしました」と話す。
実施後の反応は、通勤時間帯の混雑した車両内で、中づりに見入る乗客の姿が見られているほか、地元の広告主や、東京の広告会社からの問い合わせが入っているという。
今回の次世代型中づり広告の実証実験結果から、広告媒体としての実用性を調査し、今後の展開を検討していきたい考えだ。
実施場所▶JR東日本新潟支社エリアで運行する、信越線・白新線・越後線・羽越線のE127系電車1編成1車両
実施期間▶2013年6月5日〜7月4日|目的▲地方エリアにおける中づり広告の注目率向上と販売促進、および電車内におけるコンテンツの検証
ターゲット▶新潟エリアでの鉄道使用率が高い学生、および20〜30代男女
広告会社▶ジェイアール東日本企画新潟支店