哲学の視点で考える 顧客情報とマーケティング活動
技術の進歩は同時に、それを使う人々の価値観も変化させていく。顧客分析やパーソナライゼーション、クリエイティブの自動化、未来予測…デジタルシフトが加速し、あらゆる情報の取得・活用がはじまっているなかで、企業や生活者は、何を考えていくべきなのか。哲学・倫理学者の岡本裕一朗氏がその考察を語る。
少し明るい兆しが見える中で迎えた2022年。行動の自由が大きく制限された2021年は、一人ひとりが自分の生活にとって真に必要なものは何なのか。惰性ではなく、意志をもった行動のなかで、それに気づく機会にもなりました。コロナ禍の真っただ中にある時から、Afterコロナの生活者についての考察は数多く出ていましたが、国内においては日常が戻ってくる兆しも見えてきました。それではコロナ禍において私たちの意識や行動に起きた変化は、再びかつての日常が戻ってきたときに、消えていくものなのでしょうか。それとも、不可逆の変化としてこれからも定着していくものなのでしょうか。特集では最前線で活躍するマーケターの実務家の皆さんと共に、新しい日常における2022年の生活者インサイトの予測をもとに、どのような市場が創造しうる可能性があるのかを考察。2022年の生活者インサイトと新市場をキーワードとともに解説します。
技術の進歩は同時に、それを使う人々の価値観も変化させていく。顧客分析やパーソナライゼーション、クリエイティブの自動化、未来予測…デジタルシフトが加速し、あらゆる情報の取得・活用がはじまっているなかで、企業や生活者は、何を考えていくべきなのか。哲学・倫理学者の岡本裕一朗氏がその考察を語る。
巨大プラットフォーム企業の台頭により、ニュースや情報、動画、音声などのコンテンツを自ら取材・制作して提供する「コンテンツメディア企業」はいま、マネタイズに苦心している。今後、メディアと広告の価値はどのように変わっていくのか。「コンテンツメディアコンソーシアム」を運営するBI.Garageの長澤秀行氏に話を聞いた。