地元への愛が会話のきっかけを生む 47種類のフラペチーノ
スターバックスは2021年6月、日本上陸25周年プロジェクトの一環として「47JIMOTOフラペチーノ(R)」を全国で発売した。コロナ禍で移動が制限されていた環境下、自分の住む地域の魅力を手軽に体感できる企画は、SNSでも大きく話題になった。今の時代に共感を生むブランドの発信とは?
少し明るい兆しが見える中で迎えた2022年。行動の自由が大きく制限された2021年は、一人ひとりが自分の生活にとって真に必要なものは何なのか。惰性ではなく、意志をもった行動のなかで、それに気づく機会にもなりました。コロナ禍の真っただ中にある時から、Afterコロナの生活者についての考察は数多く出ていましたが、国内においては日常が戻ってくる兆しも見えてきました。それではコロナ禍において私たちの意識や行動に起きた変化は、再びかつての日常が戻ってきたときに、消えていくものなのでしょうか。それとも、不可逆の変化としてこれからも定着していくものなのでしょうか。特集では最前線で活躍するマーケターの実務家の皆さんと共に、新しい日常における2022年の生活者インサイトの予測をもとに、どのような市場が創造しうる可能性があるのかを考察。2022年の生活者インサイトと新市場をキーワードとともに解説します。
スターバックスは2021年6月、日本上陸25周年プロジェクトの一環として「47JIMOTOフラペチーノ(R)」を全国で発売した。コロナ禍で移動が制限されていた環境下、自分の住む地域の魅力を手軽に体感できる企画は、SNSでも大きく話題になった。今の時代に共感を生むブランドの発信とは?
お酒を“飲めない”ではなく、あえて“飲まない”、ソバーキュリアスという価値観が世界的に広がっている。ニューノーマルの世界において、人々のアルコールに対する考え方はさらに多様化。そうしたなかで、お酒の自由な楽しみ方を支える、アサヒビールの『アサヒ ビアリー(以下、「ビアリー」)』が人気だ。
外食の機会が減少したなか、2020年から2021年にかけて高級調理家電の市場が活性化した。なかでも、在宅勤務により朝食や昼食の充実を図りたいという需要から、高機能のオーブントースターが注目を浴びている。
“密”を避けられるレジャーとしてその魅力が再発見された「キャンプ」。2020年は、国内旅行者数が約半減するなかで、オートキャンプ人口は前年比30%減にとどまったという※。2021年1月に旗艦店として「UPI表参道」を東京・表参道にオープンしたアウトドアブランド輸入代理店のアンプラージュインターナショナル(以下、UPI)佐久間周氏に話を聞いた。
緊急事態宣言や時短営業要請が解除され、外食店への人出は戻りつつある。予約・顧客管理システムのデータを基に、コロナ禍の外食行動の変化について調査レポートを提供してきたテーブルチェックの谷口優氏が、これからの消費傾向について解説する。
『SDGs』という言葉の認知度が大きく高まった2021年。それでは、消費者の行動にこうした変化は反映されているのだろうか。日本でも高まっていると言われている「エシカル消費」の現状と今後について、環境に配慮した素材と製法でつくられたアイテムを販売する、D2Cブランド「オールバーズ」の蓑輪光浩氏が解説する。
レトルト食品は、その保存性と簡便性により、コロナ禍でさらに市場が拡大した。内食が増えたことによる“調理疲れ”に応えたほか、在宅勤務時の昼食でのニーズが高まっている。「カレー」や「シチュー」を主力に、多数のラインアップを揃えるハウス食品で調理済み食品領域を担当する、清水愼太郎氏が解説する。
コロナ禍では、自分やその周りの環境を見つめなおし、「変わりたい」「変えなくては」という意識が生まれた。なかでも、睡眠や食は生活の根幹を形づくるもの。ウェルビーイング事業を展開する「TWO」を設立した、CEOの東義和氏が解説する。
オフィスウェアのカジュアル化によって年々縮小傾向にあったスーツ市場。コロナ禍でその勢いは加速した一方で、新たな企業の参入がみられている。スーツに見える作業着「WWS(ワークウェアスーツ)」を2018年に開発・販売開始し、販売数10万着を突破したというオアシススタイルウェア事業統括部長の素原勇人氏が解説する。
注目の広告キャンペーンを掲載している「EDITOR's PICK CAMPAIGN」のコーナー。2021年に行われた各社のキャンペーンから、キーワード毎にピックアップする。