確かに便利!消費者のインサイトを捉えた商品 8事例
リモートワークにマスク生活、消費者の生活は大きく変化している。消費者の“いま”の気持ちに寄り添い、課題を解決するプロダクトの秀逸事例8選を紹介。
これまでリアルな場を使って実施できていた消費者調査。しかし、コロナ禍のいま、消費者に直接アプローチすることは難しくなっています。消費者の気持ちや行動にも、大きな変化が生まれている現在、このような環境下でいかにして、顧客理解を深めていけばいいのか。企業の新たな試みや、各分野におけるトップランナーの考えを聞きながら、現代の環境における顧客理解の基本から応用までを考えていきます。
リモートワークにマスク生活、消費者の生活は大きく変化している。消費者の“いま”の気持ちに寄り添い、課題を解決するプロダクトの秀逸事例8選を紹介。
花王のオープンイノベーション・プラットフォーム組織「ファンテック Lab&Biz(ラボ&ビズ)」は4月12日、「楽天市場」にて「お客さまと一緒に商品を創っていく『クリエイターズ商品』」として、N=1起点で生まれた2商品を期間限定で発売。N=1起点の商品開発に込めた思いを、「ファンテック Lab&Biz」を率いる寺田英治氏に聞いた。
カルビーで社外との協働により新商品を開発する組織「Calbee Future Labo(カルビーフューチャーラボ)」。「圧倒的顧客志向」を理念とする同組織では、どのような手法で顧客の声を集め、商品化しているのか。「Calbee Future Labo」部長の大塚竜太氏に聞いた。
ユニリーバの社内ベンチャー制度により誕生した「ラボリカ研究所」では、パーソナライズシャンプー「Laborica(ラボリカ)」をD2Cモデルで販売している。製品一つひとつを手づくりで製造する同社のこだわりと、ユニリーバにおける「ラボリカ研究所」の意義について、同社の鳥川行雄氏が説明する。
プロダクトやサービス設計をデザインするクリエイターは、「顧客理解」をどのようにとらえているのだろうか。また、これからの顧客理解に重要な視座とは?直近のプロダクトデザインから将来のサービスプランニングまで、幅広い領域に携わるソニーデザインコンサルティングの細田育英氏の考えを聞く。
読者インサイトに刺さる提案ができるからこそ、読者との心の絆を深めてきた雑誌メディア。そんなメディア編集者に、「顧客理解」は欠かせない。人々の気持ちが揺れ動く時代、雑誌編集者はいかに読者の心をとらえているのか。月刊『Mart』編集長の小松伸司氏へのインタビューから、読者理解に迫る。
「消費者を知り、理解することが大切」。そう唱えながらも、“消費者を理解できている”とはどのような状態か、その本質を答えられる人は多くはないのではないか。様々な行動がオンラインへシフトするこれからの時代の消費者理解の本質について、コレクシア代表取締役の村山幹朗氏が説明する。
ビジネス変動に応じ多様化する顧客の心を知るには、他分野の知見も欠かせない。文化人類学や社会学で用いる調査様式「エスノグラフィ」もそのひとつ。エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーション分野で幅広い経験を持つエクスパークの伊賀聡一郎氏が、現代ビジネスにおける顧客理解に、いかにエスノグラフィの知見が生かせるか解説する。
KINCHOが2020年2月に発売した「ゴキブリムエンダー」は、それ以前のゴキブリ殺虫剤市場には存在しなかった、新たなカテゴリーの製品。同社は、顧客をどのように理解し、新たな市場を開拓したのか。マーケティング部の伊藤圭亮氏に聞いた。
商品が発売されるたびに、素材にこだわった高品質なおいしさとユニークな“擬人化”により、大きな話題となる三島食品。プロモーション活動をほぼ行わない同社は、顧客をどのようにとらえ、話題を生み出しているのか。広報を担当する佐伯俊彦氏の考えを聞く。