広告色の薄いCMの方が受け入れやすい?商品訴求を貫くアロンアルフアの戦略
瞬間接着剤の代名詞とも言われる東亞合成の「アロンアルフア」。個性的なCMで話題になることもある「アロンアルフア」だが、どのような考えにより確固たる地位を確立し続けられているのだろうか。接着材料事業部コンシューマ部の安藤裕史氏と新藤茉莉氏に話を聞いた。
毎年、企業のブランド力や自治体の魅力など、様々なランキングが発表されます。ブランドが置かれている状況を把握する上で、これらのランキングは有用なものです。一方で、こうした指標には他者が設定した項目にもとづく評価であるという側面もあります。ブランド戦略においては、他者がつくった指標に惑わされず、オリジナリティを貫くことも大切。現時点の市場においては「弱み」と思われることであっても、その「弱み」に独自性があるのであれば、それを「強み」として生かすブランド戦略もありうるのではないでしょうか。他者のものさしに縛られず、自らが1番になれる新しい「土俵」をつくる。固定観念にとらわれることなく独自の路線で発信することで、顧客に新たな選択肢を提供する事例、考え方を紹介します。
瞬間接着剤の代名詞とも言われる東亞合成の「アロンアルフア」。個性的なCMで話題になることもある「アロンアルフア」だが、どのような考えにより確固たる地位を確立し続けられているのだろうか。接着材料事業部コンシューマ部の安藤裕史氏と新藤茉莉氏に話を聞いた。
“生理用品”や“終活”など、これまで日本の社会でタブー視されることの多かった市場において、クリエイティブの力でポジティブなパーセプションに転換しようとするコミュニケーションを行っている事例を紹介。