日本人はランキング依存に陥りやすい?正解があるという思い込みを超える視点
私たちの身の回りには多くのランキングが存在し、企業やブランドに関するものも例外ではない。日本人はランキング好きとも言われるが、ランキングとは第三者がつくった評価軸。ビジネスパーソンはこの他者がつくった指標をどの程度気にする必要があるのだろうか。コーチングのプロとして自分の軸で生きる大切さを発信している大仲千華氏が解説する。
毎年、企業のブランド力や自治体の魅力など、様々なランキングが発表されます。ブランドが置かれている状況を把握する上で、これらのランキングは有用なものです。一方で、こうした指標には他者が設定した項目にもとづく評価であるという側面もあります。ブランド戦略においては、他者がつくった指標に惑わされず、オリジナリティを貫くことも大切。現時点の市場においては「弱み」と思われることであっても、その「弱み」に独自性があるのであれば、それを「強み」として生かすブランド戦略もありうるのではないでしょうか。他者のものさしに縛られず、自らが1番になれる新しい「土俵」をつくる。固定観念にとらわれることなく独自の路線で発信することで、顧客に新たな選択肢を提供する事例、考え方を紹介します。
私たちの身の回りには多くのランキングが存在し、企業やブランドに関するものも例外ではない。日本人はランキング好きとも言われるが、ランキングとは第三者がつくった評価軸。ビジネスパーソンはこの他者がつくった指標をどの程度気にする必要があるのだろうか。コーチングのプロとして自分の軸で生きる大切さを発信している大仲千華氏が解説する。
トップ企業が顧客を独占しているような市場において、2位以下の企業はトップの後をただ追いかけるしかないのだろうか。2位以下だからこそ、後発だからこそ、有効な戦略は存在するのか。早稲田大学ビジネススクールで長年競争戦略を研究してきた山田英夫教授が解説する。
組織・団体をランキングで評価することが多々あるが、これは企業や自治体などの魅力を示す一要素にすぎない。このようなランキングをうまく活用する方法は存在するのか。「都道府県魅力度ランキング2020(ブランド総合研究所)」にて脱・最下位を果たした茨城県でPRを担当する谷越敦子氏と、多くの自治体や団体をV字回復させてきた“逆境請負人”河西智彦氏に意見を聞いた。
おやつカンパニーは、高タンパク大豆スナック菓子の新商品「BODY STAR プロテインスナック」を発売した。長きにわたりスナック菓子を販売してきた同社の新たな挑戦、「BODY STAR」ブランドにおける戦略とはどのようなものなのか。取締役 専務執行役員 マーケティング本部長の高口裕之氏に話を聞いた。
2020年4月にライオンは、オフィスでの昼歯みがきに便利なコップ付きオーラルケアセット「MIGACOT」を発売した。他にも歯みがき製品ブランドを展開する同社が、「MIGACOT」に込めたメッセージについて、企画・開発を担当した清水美由記氏に聞いた。
サントリースピリッツが2020年3月に発売したジャパニーズジン「翠(SUI)」。これまで多くのアルコール飲料を開発し飲酒文化を創造してきた歴史のある同社が、「翠」を通して構築しようとするマーケットとはどのようなものなのか。「翠」ブランドマネージャーの佐藤純氏に聞いた。
フェリシモでは、毎日のこまめな掃除を習慣化するためのサポートをするブランド、「Once a day(ワンス ア デイ)」を展開している。定期便事業を主幹とする同社ならではの、顧客に寄り添った提案とは。企画・販売担当の武智直久氏と松田葉子氏に聞いた。
植物とミネラル由来でつくられたホームケア・パーソナルケア商品扱うニュージーランド発のブランド「エコストア」。マッシュホールディングスは合弁会社エコストアジャパンを設立し、日本でブランドを展開している。エコストアが日本にもたらす新たな選択肢とは。
書籍『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』の中で、「“1日3食ちゃんと”は必要か」「“手料理=愛情のバロメーター”ではない」といった、従来の固定観念にとらわれない発信をしている料理研究家のコウケンテツ氏。このような発信を行う背景には、どのような思いがあるのかを聞いた。
手頃な価格とユニークなバリエーションで、長きにわたり愛され続けているチロルチョコ。独自の路線で常にファンを獲得し続ける背景には、どのような考えがあるのか。代表取締役社長である松尾裕二氏に、同社が大切にしている思いや、今後の構想を聞いた。