販売『後』のフィードバックデータ活用が鍵 サブスクモデルが叶える商品改良
肌や髪といった美容に関する悩みは個人差が大きい。一人ひとりの悩みにあった商品を提案するためには、どのようなデータ運用の仕組みが必要なのか。D2Cビジネスによるパーソナライズドブランド「MEDULLA」「HOTARU PERSONALIZED」を運営するSpartyで取締役COOを務める榊原幸佑氏に話を聞いた。
近年、国内企業でも高まっていたDX(デジタルトランスフォーメーション)の気運は、コロナ禍によって一気に加速しました。マーケティングにおけるDXの肝ともいえるのが、データの利活用。ブランド体験が競争軸になる時代、顧客のデータをもとに、商品やコミュニケーションを日々改善し、満足度を高める努力が欠かせません。しかし、コロナ禍によって加速した消費者のデジタルシフトに合わせオンラインのチャネルを拡充し、データ取得ができるようになったとはいえ、有効に活用するためには戦略だけでなく、データが有効に機能する社内体制の構築も必要。理想論だけでは進まない、データ利活用を基点としたDXの方法論について、実践をもとに考察していきます。
肌や髪といった美容に関する悩みは個人差が大きい。一人ひとりの悩みにあった商品を提案するためには、どのようなデータ運用の仕組みが必要なのか。D2Cビジネスによるパーソナライズドブランド「MEDULLA」「HOTARU PERSONALIZED」を運営するSpartyで取締役COOを務める榊原幸佑氏に話を聞いた。
LIFULLでチーフ・データ・オフィサー(CDO)としてデータ部門をけん引してきた野口真史氏。まだデータという文化が社内全体に根付いていない段階からどのような取り組みを行ってきたのか。自身の経験から、データ部門の在り方や利活用で陥りやすい失敗など、話を聞いた。
アフターコロナの世界は人々の生活様式が変わり、マーケティング活動に過去のデータが使えない場面も多く出ている。データ分析の組織力にもともと定評のある花王は、マーケティングにおけるデータ利活用の推進にどのように向き合っているのか。