時系列で解説 マーケターが知っておくべき、ブランド戦略の変遷
昨今、ブランド戦略について、その重要性が見直されている。しかし、現状を知るのみではなくその変遷を知ることで、自社が置かれている状況、取るべき施策についてのヒントを得ることができる。本稿では、マーケティング、ブランド領域を長年研究している久保田教授が変遷と課題について解説する。
多くの商材でコモディティ化が進む現代、ブランド確立の重要性はあらゆる業態の企業に広まっています。しかし、ブランド確立のアプローチや、ブランド価値の測定など、その手段、手法、概念は時代と共に進化、あるいは変遷しています。2019年の現在における、ブランド戦略の論点とはどこにあるのでしょうか。最前線の実務家・研究者の皆さんと、今日的「ブランド戦略の論点」を考えます。
昨今、ブランド戦略について、その重要性が見直されている。しかし、現状を知るのみではなくその変遷を知ることで、自社が置かれている状況、取るべき施策についてのヒントを得ることができる。本稿では、マーケティング、ブランド領域を長年研究している久保田教授が変遷と課題について解説する。
時代の大きな変化に対して、ブランドの在り方も変化している。消費、世代、テクノロジーの新たな潮流に対して、マーケターはどのように考えていけばよいのか。『すべての企業はサービス業になる』の著者である室井氏が解説する。
ブランドイメージという言葉はよく使われるものの、その実態について深く掘り下げて議論する機会は少ない。本稿では、海外事例にも詳しいニューバランスジャパンの鈴木氏が、成果に結びつけるためのブランドマーケティングを解説する。
ブランディングとセールスは、本来は両輪を回して効果を出していくものであるが、なかなか連係を取るのが難しいという声も多い。本稿では、売上と収益に貢献するブランディングコミュニケーション施策について、インサイトフォースの山口氏が解説する。
ブランド価値を可視化する取り組みは、これまで多くの研究者・実務家が取り組んできたテーマだ。しかし、いまだその明確な測定方法は提示されていない。投資対効果が分からない中で、マーケターは何を目標にブランディング活動を行えばよいのか。マーケターの井上氏が自身の考えを解説する。
「ブランドセーフティ」という言葉が日本の広告界で、頻繁に聞かれるようになる10年以上前から、デジタル広告に対して問題提起を行ってきた大和ハウス工業。ブランド広告主は今、デジタル広告さらにデジタル環境における課題にどう向き合うべきなのか。
個人が情報発信できる、さまざまなメディアが浸透したことによって、インフルエンサーと呼ばれる発信力を持った個人を活用したプロモーション施策が増加している。インフルエンサーマーケティング施策は、ブランド確立に役立つのか。ブランド戦略の観点から、トライバルメディアハウスの池田氏が考察を語る。
「JALマイレージバンク」など、これまでどちらかといえばロイヤルユーザーに向けたサービスに主軸を置いていたJALが、この2月からファン向けコミュニティサイトを開設。搭乗回数に関係なく「JALが好きなファン」にエンゲージメントを高めてもらうことを目的にした、この施策の背後にはどのような戦略があるのか。日本航空の山名氏に聞いた。
昨今、「SDGs」が社会において重要なキーワードとなり、産業界においても社会貢献活動の在り方に関心が集まっている。SDGsの実装は、ブランド戦略にどう関わってくるのか。SDGs先進企業として長く、活動を行っているサラヤ 代島氏に話を聞いた。