マスとデジタルは「&/or」の関係 デジタル時代の広告クリエイティブ
マスとデジタルの関係性を考える際、その多くが対立構造や優位性の問題として語られる。だが、クリエイティブディレクターの小霜和也氏は「両者は対立なんてしていない」と指適する。小霜氏が考えるデジタル時代のクリエイターのマインドセットとは。
マスから一人ひとりに適した情報を届ける、パーソナライゼーションの時代へ。企業と消費者のコミュニケーションの形は大きく変容を遂げています。マス広告、マス・コミュニケーションの役割はなくなることはないとは思いますが一方で、これまでにはなかったような新しい「広告」「メディアビジネス」「クリエイティブ」のフォーマット、方法論が求められているとも言えます。
「広告」そして「広告ビジネス」をアップデートする視点をメディア、広告業、クリエイティブの各領域の最前線で活躍する方々と一緒に考えていきます。
マスとデジタルの関係性を考える際、その多くが対立構造や優位性の問題として語られる。だが、クリエイティブディレクターの小霜和也氏は「両者は対立なんてしていない」と指適する。小霜氏が考えるデジタル時代のクリエイターのマインドセットとは。
前職ではLINE 上級執行役員 法人ビジネス担当として、広告事業の拡大に尽力した田端信太郎氏が、2018年3月にスタートトゥデイに移籍し、ZOZOTOWNおよびプライベートブランドZOZOのブランディングやコミュニケーションデザインを担当している。メディア側から事業主側へと立場を変えた田端氏は、今メディアや広告に何を思うのか。
企業を取り巻く環境が激変する中、それを支える広告のあり方にも変化が迫られている。未来の広告はどうあるべきか。そして、企業や広告会社、メディアはどのように変化していくべきなのか。コミュニケーション・ディレクターとして活躍し、著書『ファンベース』を通じて新たなコミュニケーションのあり方を提示した佐藤尚之氏に聞く。
産業界におけるAI活用が浸透しつつある中、広告界でもその導入が始まっている。広告賞にも通用するコピーを生成し始めた、AIコピーライターの「AICO(AI Copywriter)」の開発にも関わる静岡大学の狩野芳伸氏に今後AIもコピーライターとなるのか。現状を分析し、今後を予測してもらった。
デジタルシフトが叫ばれる中、既存のビジネスモデルに危機感を覚え、新たなビジネスモデルに向けたチャレンジが続く。デジタル時代におけるマスメディアの影響力やテレビのあり方はどのように変わっていくべきなのか。今後、予想されるデジタルシフトの揺り戻しなど時代の潮流も踏まえて、各局でマーケティングに携わる3人に話を聞く。
2013年「テストする女性誌」として創刊した『LDK』。当初7万部だった発行部数は出版不況の中でも部数を順調に伸ばし創刊から5年後の今、15万部となっている。広告がないメディアは成り立つのか、広告が本来あるべき姿とは?『LDK』の編集統括に聞いた。
日本ではまだ市場規模も小さいデジタルオーディオアド。しかし、7月からradikoが実証実験を開始するなど、今後その拡大が期待される。博報堂DYメディアパートナーズ ラジオ局 オーディオビジネス開発部 部長の石井忠典氏にデジタルオーディオアドの今後の可能性やラジオビジネスに与える影響について聞いた。
デジタル化が進む今、交通・屋外広告にも変化が生まれている。交通・屋外広告は今後どのように進化していくのだろう。時代の流れを基に紐解く。
デジタル化が進んでも、その重要性が変わらないのが紙。「デジタルがもたらしたのは紙の置換えではなく、『紙のデジタル化』とも言えるメディア間の隔たりの排除」と話すグーフ 岡本幸憲氏と近藤寛一氏にデジタル+データで生まれるダイレクトメールの付加価値について聞いた。
SNSを始めとするデジタル化の流れが広告のあり方を大きく変えようとしている今、広告主企業は何を考え、どう行動を起こそうとしているのか。黎明期から現在に至るまで、日本における広告文化を牽引してきた資生堂、パナソニックでそれぞれ長く、広告・クリエイティブに携わっている小助川雅人氏、高須泰行氏に話を聞いた。