逆境をチャンスに変える!再成長を果たした8つのブランド
好調・堅調に見えるブランドでも、実は「危機」や「苦境」に瀕していたという過去を持つケースが、業種業態を問わず、数多く存在します。ここでは8つのブランドに注目し、それぞれが「再・成長」を遂げて現在に至るまでのエピソードを概観します。
プロダクトブランドやサービスブランドは、時代の趨勢によって、そのカテゴリー自体が勢いをなくしたり、またブランド自体のライフサイクルの成熟化に伴い、厳しい状況に陥ることがあります。しかし社会環境の変化、ライフサイクルのステージの変化を乗り越え、新しいターゲットに新しい価値を訴求し、見事に復活を遂げるブランドがあります。どのように時流を捉え、またどのようにターゲットを見定めて、活性化を成し遂げたのでしょうか。その戦略に迫ります。
好調・堅調に見えるブランドでも、実は「危機」や「苦境」に瀕していたという過去を持つケースが、業種業態を問わず、数多く存在します。ここでは8つのブランドに注目し、それぞれが「再・成長」を遂げて現在に至るまでのエピソードを概観します。
人々のライフスタイルの変化、市場環境の変化、そして商品自体のライフサイクルのステージによって、ブランドを取り巻く環境は大きく変わります。ロングセラーながら変化をチャンスにし、新たな市場を開拓し、成長を遂げる2つのブランドの軌跡を追います。
人々のライフスタイルの変化、市場環境の変化、そして商品自体のライフサイクルのステージによって、ブランドを取り巻く環境は大きく変わります。ロングセラーながら変化をチャンスにし、新たな市場を開拓し、成長を遂げるブランドの軌跡を追います。
プロダクトだけでなく、コーポレートブランドにもライフサイクルはあり、社会環境の変化の中で、新しい挑戦が求められることがあります。企業が継続する中で避けては通れない、困難な状況にいかにして立ち向かうのか。困難を乗り越えたからこそ、ブランドの求心力が高まった、サイボウズのケースを聞きました。
今では老若男女、誰もが知るところとなった「龍角散」ですが、一時は倒産寸前という経営難に瀕していました。取扱商品を「龍角散」ブランドに統一するという経営判断が功を奏して復活を遂げ、現在も躍進を続けています。V字回復を牽引した藤井隆太社長は「危機を経たことで、龍角散という企業が持つ価値がより明確になった」と力を込めます。
宮城県仙台市に本社を持つ、機械専門の商社・高進商事。その中心事業は、メーカーから部品や物流機器を仕入れ、さまざまな製造工場に販売することですが、現在は専門商社の枠組みを超えて、ものづくりへと事業を広げています。その代表商品が「防災キット」。未知なる事業への挑戦は、東日本大震災での経験と、小田原宗弘社長の強い思いによって実現しました。震災という不可避の危機をどう受け止め、乗り越えたのか、小田原社長に聞きました。
ブランドが「復活」を遂げる方法には、ビジネスモデルの転換、マーケティング戦略の転換など、さまざまなものが考えられます。ここでは、多摩美術大学の佐藤達郎教授が、「クリエイティブ」の力で革新を遂げ、見事に新鮮さを取り戻したグローバルブランドの事例を概観します。