ニベアクリームに聞いた、ブランドを再ブレイク化させる仕掛け
100年以上の歴史を持つ『ニベアクリーム』の売り上げが、ここ数年好調だ。きっかけは、2013年に端を発したネット上の口コミ。しかし、口コミは一過性のもので、ブランド側にはコントロールできない。どのようにして口コミと向き合い、売り上げを伸ばしているのか。
ロングセラー商品の場合、「知っているけれど、最近距離が遠くなった」商品を手に取るきっかけは、つくりづらい。 発売から10年、20年と経過する中で、新しい接点づくりのアイデアが必要とされています。 ロングセラー商品のマーケティング担当者の課題と取り組みを中心に「認知」のその先、店頭で手に取ってもらうという行動を促すアイデアを紹介します。
100年以上の歴史を持つ『ニベアクリーム』の売り上げが、ここ数年好調だ。きっかけは、2013年に端を発したネット上の口コミ。しかし、口コミは一過性のもので、ブランド側にはコントロールできない。どのようにして口コミと向き合い、売り上げを伸ばしているのか。
1993年の発売以来、時代や市場の変化に合わせて、パッケージや中味を変化させてきた『アサヒ 十六茶』。今年2月に商品リニューアルを行い、さらに6月に「十六茶」初の地域限定品「ご当地素材ブレンド」を発売するという新たな展開を発表した。
ラッパのマークでお馴染みの胃腸薬「正露丸」は、国内では9割以上の認知を誇る家庭の常備薬。その老舗がブランド価値を永続的に強固なものにするため動き出した。次の世代を担う若年層も含めた斬新なプロモーション展開を行なっている。
ハウス食品が1966年に発売した「ハウス シチューミクス」は、今年50周年を迎え、これまで停滞気味であったコミュニケーション活動に再度力を入れ始めている。
ロングセラーブランド商品は消費者の変化、競合からの攻撃など、常に環境に合わせた対応と戦略が必要とされる。いかにして、外部環境の変化に対応していけばいいのか。実例を交え、青木幸弘教授が解説する。
1952年の発売当初から現在まで、ほとんど変わらない「あの味」。1956年から受け継がれてきた「あのパッケージ」。中味とパッケージデザインをほぼ変えずに、『永谷園のお茶づけ』が60年以上愛され続けている理由とは。
クラシエホームプロダクツは、発売26年を迎えるヘアスタイリングブランド「プロスタイル」から、新タイプのフォーム剤を今年3月に新発売。先駆けて昨年12月にブランドサイトを刷新、キラーコンテンツの発信により新たな顧客層の発掘を図っている。
三角形状が特徴のスナック菓子「ポリンキー」は、2015年7月に発売から25周年を迎えた。それを機に開始したキャンペーンを通し、ブランドアプローチを図っている。
これまで宣伝会議で連載してきた「ロングセラーブランドのコミュニケーション戦略」から一部を抜粋し、取り組みをまとめて紹介する。
売り場には、さまざまな商品が立ち並ぶ。買い物客に飽きられないために、常に新しい見せ方が求められる状況下、ロングセラー商品の強みを生かした店頭プロモーションの方法について、ストア・コミュニケーション・プランナーの向坂文宏氏が解説する。