上智大学・新井範子ゼミを訪問!
マーケティングを軸としながらも、その都度時代に合わせたテーマを設定し、実際の調査などを通じて研究を深める上智大学の新井範子ゼミ。2019年度は、SDGsとSNSをテーマとして取り上げている。
マーケティングを軸としながらも、その都度時代に合わせたテーマを設定し、実際の調査などを通じて研究を深める上智大学の新井範子ゼミ。2019年度は、SDGsとSNSをテーマとして取り上げている。
八塩圭子准教授が指導する、東洋学園大学の八塩ゼミは今年で3期目。その特徴はPBL(課題解決型学習)の一環として、3年次のゼミで産学連携プロジェクトを行う点だ。同プロジェクトは企業の協力を得て、実際のマーケティング上の課題に対する戦略提案を目指し、ゼミ生が取り組むもの。2017年にはLGエレクトロニクス、2018年には日清食品の協力を得ている。
新興国を中心にグローバルマーケティングを研究している一橋大学商学部の鷲田祐一教授。鷲田教授のゼミでは毎年、夏季休暇中には教授とゼミ生が新興国に赴き、1週間ほど滞在して現地調査を行っている。
慶應義塾大学の小野晃典教授のゼミでは、広告・消費者行動を中心にマーケティングを研究。ゼミ生は学部・学年の壁を超えて集い、教授も加わっての議論はいつも白熱している。そんな小野ゼミが活動の中で大切にしていることは、日々のインプットだ。ゼミ生は、ゼミに入る3年生の春から海外の論文を数多く読むことになる。「すでに存在しているアイデアを自力で考え出すことは徒労でもあるので、海外の雑誌に載っている論文から、最先端の知識やアイデアを蓄えてもらいます」と小野教授は狙いを語る。
科学的手法を用いることで、マーケターならびに企業の意思決定の精度を高める方法論を研究する「マーケティング・サイエンス」をテーマに研究を行う早稲田大学 商学部の守口剛教授。指導するゼミには現在、3・4年生合わせて42名が参加する。
優れたマーケティングを実践する企業は、必ず“サイエンス”と“センス”を兼ね備えている―。この考えから、中央大学の三浦俊彦教授はマーケティングを学ぶ上で、サイエンスとセンスを磨くことが欠かせないと言う。
青山学院大学経営学部でマーケティングやサービスマネジメントを研究している小野譲司教授のゼミでは現在、16名のゼミ生が研究に勤しんでいる。