インプットがコンセプト開発の原動力に ユーザーの気持ちと開発者の意図を考える
コンセプトづくりの話をする前に、まずコンセプトとは何かから説明したいと思います。コンセプトとは、プロジェクトを推進する上での目指すべき開発の指針でありプロジェクト全体の設計図のことです。このコンセプトで良いか、プロジェクトに関わる全ての人間に対し合意をとることで、目指すべき目的の場所へ進めることができます。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
コンセプトづくりの話をする前に、まずコンセプトとは何かから説明したいと思います。コンセプトとは、プロジェクトを推進する上での目指すべき開発の指針でありプロジェクト全体の設計図のことです。このコンセプトで良いか、プロジェクトに関わる全ての人間に対し合意をとることで、目指すべき目的の場所へ進めることができます。
ポップアップショップからファッションショーまで、イベントには多種多様なジャンルがあります。ここでは魅力的な体験をつくりだすことに成功した、イベントの秀逸事例を紹介します。
testブランド体験としての“深度”において、イベントは最も優れている手法だと言われます。またイベントはメディアの取材が入りやすいといったPR価値があるほか、ユーザーによる拡散も期待できるという強みを持っています。場合によっては、デジタルでバズを狙った企画を仕掛けるより、イベントのほうが効率が良いというケースもあるかもしれません。
はじめまして。体験デザインプロダクションTOWの井上です。当社はリアルイベントを中心に、デジタルや映像など様々な手法を統合的に組み合わせて、最適なブランド体験を生み出す、人々がココロやカラダを動かすようなコミュニケーション設計を目指しています。日々、現場でリアルイベントの企画から実施までをお手伝いさせていただいている立場から、考えていることをお話ししたいと思います。<
現在のダイレクトマーケティングは、アナログとデジタルが組み合わされ、目的によって様々な施策が実施されています。優れたダイレクトマーケティングのクリエイティブの事例について、兼松氏と神岡氏が解説します。
ダイレクトマーケティングの分野は、大きくアクイジションとリテンションという2つの機能に分けられます。アクイジションとは顧客が商品の購入やサービス導入に至るまでのコミュニケーション施策で、リテンションとは顧客が商品購入やサービスを開始した後のコミュニケーション設計です。この2分野を別々に設計するよりも、ひとつの流れとして設計していく方が効果的なのですが、そこまで見据えて戦略を練っている企業は多くないのが実情です。
社会のデジタル化が進み、新たな販売チャネルが増え、販売戦略に大きな課題を抱えている企業が増えています。そのため企業経営に占めるマーケティングの重要度が年々高まっているのです。そこで必要となるのは「毎回の効果を測定し、投資対効果の追求をすること」。
広告宣伝に限らない様々な切り口からコーポレートコミュニケーションに成功した事例を、平野氏と野田氏が紹介します。
ブランドの捉え方や打ち手の考え方は、商材や業界によって大きく変わります。前提として、この記事を読んでくださった方の置かれている状況に本稿のノウハウが適さない可能性もありますが、あえて俯瞰してコーポレートブランディングについて解説したいと思います。
コーポレートブランディングのためであれ、プロダクトブランディングのためであれ、コミュニケーションコンテンツをつくるためには、コミュニケーションの核をつくることが必要になります。核とはすべてのコミュニケーションのベースとなる、ブランドのストーリーのことです。