UP DATEされた新聞広告の強みとその新しい『能力』の使い方
グラフィック広告の企画・制作というテーマは場合によっては非常に狭義な職人的なカテゴリーの話に聞こえます。しかし、一枚の紙面に物事をまとめていく作業は現代の広告コミュニケーションにおいて非常に重要スキルの一つであると私は捉えています。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
グラフィック広告の企画・制作というテーマは場合によっては非常に狭義な職人的なカテゴリーの話に聞こえます。しかし、一枚の紙面に物事をまとめていく作業は現代の広告コミュニケーションにおいて非常に重要スキルの一つであると私は捉えています。
今回のテーマはグラフィック広告、主にOOH広告がテーマということなので、私が仕事をする上で、OOH広告について普段考えていることをお伝えしていきます。
「『映像表現』のクリエイティブ・ディレクション」というテーマですが、僕は映像表現の監督(ディレクター)という立場で表現に携わっています。クライアントの担当者さんと、映像のディレクターが直接対面する機会は、通常のCM制作の現場だと撮影の現場や試写のタイミングに限られると思います。今回はこのような機会をいただいたので、僕なりの現場の声をお伝えしてみようと思います。
マーケティングコミュニケーション手段の中でも情報量が多く、インパクトも強く残すことのできる「映像」。数ある映像クリエイティブのなかで、廣瀬氏、牧野氏が選んだ秀逸事例6つを紹介します。
この私が「クリエイティブ・ディレクション」を語る!?筆を進めている今この瞬間も、皆さんの期待に応える内容が語れるのか、正直自信がありません(笑)。
クリエイティブ・ディレクションの知識・スキルは宣伝担当者にとってなくてはならないものです。ここではクリエイティブ・ディレクションのプロが選んだ秀逸事例を紹介します。
本題に入る前に簡単な自己紹介を。僕はいま大きく3つの活動をしています。ひとつはmonom(モノム)というプロダクト開発に特化した博報堂のクリエイティブチームの代表としていくつかの事業開発を行っています。博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長もしています。あとひとつ、社外でYOY(ヨイ)という家具や照明のデザインを行うデザインスタジオを主宰しています。
広告会社を経て、ロッテの仕事についてから数年が経過しました。その間、業務の合間や講演会、セミナー、取材などでほぼ毎回と言っていいほど受けるのが、上記の広告会社と事業会社で違いはあるかという質問です。
共感を呼ぶためには、コミュニケーションの手法や表現にどのような工夫が必要なのでしょうか。個人や企業の情報発信にまつわる秀逸事例を紹介します。
情報があふれる時代において、無機質で画一的なメッセージは届きづらくなっています。企業コミュニケーションにおいても正確性だけでなく、人の心に響き、心を揺さぶる、発信者側の人格までが伝わる温度感が求められています。しかし、そうしたコミュニケーションは表現技法の問題ではなく、何を発信すべきか?「What」の部分から見直すことも必要です。情報発信の方法や、表現の仕方について、ブランドコミュニケーションのプロフェッショナル2人に聞きました。