社員の自発的なパーパス実践をゴールに設定 新日本製薬が進める浸透のための5ステップ
2023年に新たにパーパスを制定した新日本製薬。同社ではプロジェクトを立ち上げ、この2年間で計画的に社内におけるパーパス浸透を進めてきた。浸透フェーズでの取り組みと今後の構想について、プロジェクトチームに聞いた。
社会における企業の存在意義や、重視する価値観について従業員が理解、共感し、自発的なアクションを起こしていく、さらには事業創造につなげていく──。こうした動きを活発化していくには、コミュニケーション領域を担う広報部門の役割が欠かせません。「インターナルブランディング」の進化を振り返りながら、全社を巻き込み取り組んでいる各社の事例についてレポートします。
2023年に新たにパーパスを制定した新日本製薬。同社ではプロジェクトを立ち上げ、この2年間で計画的に社内におけるパーパス浸透を進めてきた。浸透フェーズでの取り組みと今後の構想について、プロジェクトチームに聞いた。
ボトムアップ施策とトップダウン施策の両面から繰り返しパーパスに触れる機会を設けているカンロ。社内の意識調査をもとにしながら、コミュニケーション活動に落とし込んでいる。社員それぞれの価値観と会社の価値観の共通点を見つけるワークショップも実施中だ。
自社の提供価値を従業員が理解し実践していくための活動を指す「インターナルブランディング」。だが、その目的や考え方はこの20年で進化している。その変遷から見えてくる広報の役割とは。