課題別に情報の切り口を変える!社内報のコンテンツ・アイデア集
従業員やその家族に情報を届ける手段として定番の「社内報」。コンテンツを目にとめてもらうため、「驚きや発見がある」「参加したくなる」ような切り口を加えられないか、読み手視点で見直してみよう。
人材の流動性が高まり、多様性のある組織づくりが推進される中、社内コミュニケーションがますます重要になっています。働く人の多様性は保ちながらも、組織が進む方向性への共感をいかに集めていくか。働く仲間が切磋琢磨しあって、自発的に仕事に取り組めるようにするにはどうすればいいのか。広報担当者には今、従来とは異なる社内コミュニケーションのアプローチが求められています。社内を楽しく巻き込み、参画したくなるようなコミュニケーション実現のヒントをお届けします。
従業員やその家族に情報を届ける手段として定番の「社内報」。コンテンツを目にとめてもらうため、「驚きや発見がある」「参加したくなる」ような切り口を加えられないか、読み手視点で見直してみよう。
資生堂のパーソナルケア事業を引き継ぎ、2021年に設立されたファイントゥデイホールディングス。ヘアケアをはじめ製品の販売などを担う「ファイントゥデイ」と、生産を担う「ファイントゥデイインダストリーズ」で構成される。こうした中、変化の激しいアジアの市場で成長するには、組織間の密な連携が必須に。
スマートフォンアクセサリーの製造・販売などを手がけるHamme。コロナ禍以降、在宅勤務と出社を組み合わせた勤務体系が基本となる中、四半期に1度、本社の小田原オフィスへの全社出社日「Hameet(ハミート)」を設定。「(手にした人の)クリエイティブ魂に火をつける」というパーパスのもと、「心を動かす驚きのある商品やサービスを生み出し続けること」につながる出会いや発見を得られる機会の創出を目指した。
1923年の創業以来、せんべいなどの米菓をつくり続けているひざつき製菓では、2021年5月から200人を超える従業員に向けてLINEを活用した社内報「ひざつきジャーナル」を配信している。
アウトソーシングテクノロジーは4月1日にウェブCM「さあ、らしく行こう! #2024新社会人」を公開した。
話者の人柄や温度感などを伝えやすい「動画」の活用が社内報においても進んでいる。社長メッセージを発信した動画社内報で社内外からの注目を集めた三菱UFJモルガン・スタンレー証券に、企画において重視している点や制作体制について聞いた。
「パーパスは掲げただけでは意味がない」と分かっていても、個々の従業員への浸透や実践に向けた取り組みに苦戦している企業も多いだろう。カオナビがパーパス刷新時に実施したユニークなボトムアップ型のプロジェクトについて聞いた。
イントラネットを通じPCやスマホから聞ける、社内向け音声コンテンツ「エバラジオ」を配信しているエバラ食品工業。従業員が楽しみながらラジオに参画したくなる、社内向けコンテンツならではの工夫を施し、会社や部署・同僚への理解度向上につなげている。
社内コミュニケーションの活性化を目指して施策を実施しても、社員が受け身の状態で参加していると十分な効果が発揮されないこともあるだろう。社員を巻き込み、参画意識を生み出すための仕組みについて、工夫を凝らした入社式を実施した2社が語り合う。
従業員のモチベーション向上や離職防止につながる「心理的安全性」。なぜ「心理的安全性」が注目されているのか、そして社内コミュニケーションで広報担当者が押さえておくべきポイントは何か。人事と心理学の関係に詳しい曽和利光氏が解説した。