安全性に不安が広がる中での発信のあり方 「ガバナンス」を意識した表現の工夫とは
きっかけは12月1日(現地時間)、メルボルン発成田行きのJAL774便の機長と副機長が乗務前日に同社の運航規程に定める飲酒量の制限を超え、スパークリングワイン各1杯とワインボトル3本を注文するなど過度な飲酒をしたことです。国交省は、JALが乗務前アルコール検査を適切に実施していなかった(それ故に運航乗務員を交代させるなど必要な措置が講じられていなかった)ことに加え、4月に発生した同種の飲酒事案などにより国交省から厳重注意を受けて実施していた再発防止策が機能していなかったこと、国交省航空局への報告が遅れたことなどを理由に行政処分しました。