発信力から拡散力へ 情報が広がるコミュニケーションのヒント
SNSでの情報の広がり方は今、どのように変化しているのか。コミュニケーション環境の変化や生活者の心理を知り、ポジティブなUGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれやすい設計を考えていきたい。
SNSユーザーによる投稿は、企業や商品の評判に影響を及ぼします。ポジティブな投稿が生まれ、拡がり、マスメディアで取り上げられるとさらに話題化していきます。また、SNSユーザーの声から事業アイデアが生まれることもあります。こうした良い流れを生み出すためには、どのようなコミュニケーションを設計していけばいいのでしょうか。今のSNS環境や消費者の心理をふまえたうえで、SNSの活用の仕方を考えていきます。
SNSでの情報の広がり方は今、どのように変化しているのか。コミュニケーション環境の変化や生活者の心理を知り、ポジティブなUGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれやすい設計を考えていきたい。
2022年3月、SNS上で話題であった「From AQUA 天然水ゼリー」の大容量サイズを発売。そのきっかけとなったのは、Twitterで実施したアンケート結果だった。ヒットを加速させるSNS戦略とは。
累計15万個を販売するトランポリン「シェイプキューブ」。クッションのようにも見え、家で使用しても騒音が響きにくい、とコロナ禍にヒット。第2弾商品はSNSの声を反映して開発されていた。
企業本位の発信では、消費者が求める情報との間にギャップが生まれがちだ。消費者個人が拡散力を持つなかで、企業はいかにコミュニケーションし、ファンを増やしていけばいいのか。消費者の心理や欲求を理解するリサーチを起点にした、SNS投稿を考える。
デジタルネイティブとされている20代の若者はいま、何を考え、どのようにSNSを利用しているのだろうか。20代3人による座談会を開き、SNSの利用目的やSNSに求める情報について聞いた。
サンリオキャラクターに会えるテーマパーク「サンリオピューロランド」。パークからキャラクターの情報まで発信するSNSは、既存ファンを虜にさせるだけでなく新規ファン獲得にもつながっている。