先行き不透明な時代における 従業員エンゲージメント維持のポイント
「新しい生活様式」として、テレワークやローテーション勤務が推奨されている。従業員がどこで働いていても自発的に仕事に取り組め、高いパフォーマンスを発揮するために、企業がいま実施すべきエンゲージメント維持のポイントを聞いた。
新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの企業でテレワークが導入されました。仕事の効率が上がったという声が挙がる一方で、社員間の"何気ない"会話の機会が失われる、リアルの社内イベントが減るなど、社内コミュニケーションの面では弊害も目立つように。従業員の業務へのモチベーションや一体感を高めるための工夫が問われています。チームの生産性を上げるために、いかに従業員エンゲージメントを維持し向上させるべきか。そのために広報部門ができることとは。実例を交え、考えていきます。
「新しい生活様式」として、テレワークやローテーション勤務が推奨されている。従業員がどこで働いていても自発的に仕事に取り組め、高いパフォーマンスを発揮するために、企業がいま実施すべきエンゲージメント維持のポイントを聞いた。
トップから従業員への語りかけは、企業価値の共有や、モチベーションの向上につながる。両者の架け橋としてコミュニケーションをサポートする広報担当者が知っておきたい、従業員の意欲を引き出すメッセージングのポイントを、言葉のプロに聞く。
コロナで多くの企業のトップが社員の安全を強調するも、「言うは易く行うは難し」。実行に移すのは至難の技だ。一方、日立製作所は世界に30万人の社員を抱えながらいち早く在宅勤務の標準化を宣言。その背景を探った。
社員の安全を最優先とする方針のもと、2月26日から一部社員で在宅を基本とした勤務態勢を発表。以前から社内理解促進に努めていた資生堂はコロナ禍にどう対応したのか。
従業員約3000人へのアンケートで課題を抽出し、新たに社内向けウェブサイトを立ち上げたスクウェア・エニックス。緊急事態宣言解除後も原則在宅勤務を続けているが、コロナ前と変わらない質と量で情報を発信。社員に安心感を与えている。
世界経済がコロナで大打撃を受けている。そのひとつが航空業界だ。大幅な減便・運休で、業界全体が危機的状況の中、ANAグループのトップ・片野坂真哉CEOは“原点”に立ち返る姿勢を示した。
新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、従業員を取り巻く環境は大きく変化している。この状況下で発生した不安や課題の解消に「広報」担当者はどう立ち向かったのか。工夫したコンテンツや反響のあった取り組みを7社の担当者が紹介する。