オウンドメディアを中心に据えた オムロンのデジタルメディア改革
オムロンは2017年にデジタルコミュニケーション部を設立し、オウンドメディアを中心に社内外をつなぐエコシステムを構築した。コミュニケーション効果を上げる戦略と制作の工夫を探る。
広報誌、会社案内、社内報、ブランディングツール、コーポレートサイト、オウンドメディア......。想定以上に制作物に携わる機会が多い、広報の仕事。制作会社や外部のデザイナーと仕事をする機会が多いものの、意外と制作物のゴール設定とディレクションは難しいものです。そこで今回は事例を交えながら、企業ブランドを高める制作物を生み出す企画・ディレクションのポイントをまとめました。
オムロンは2017年にデジタルコミュニケーション部を設立し、オウンドメディアを中心に社内外をつなぐエコシステムを構築した。コミュニケーション効果を上げる戦略と制作の工夫を探る。
2019年3月に企業サイトをフルリニューアルしたバカルディ ジャパン。社内横断のブレストで出た意見とデータ分析を組み合わせ、企業ブランドのPRと、PV・UU・回遊率の向上の双方を実現した。
メディアの多様化により、広報が制作するクリエイティブの種類も増えている。クリエイティブエージェンシーと事業会社の広報を経験してきた鈴木曜氏が、企業ブランドを体現するクリエイティブ制作のポイントを解説する。
「住みたい街ランキング」で圏外となるなど、課題を抱える東京都日野市。まずは職員の“ワクワク”を醸成しようと、ユニークな職員手帳を制作した。2019年5月には書籍化し、重版も決定した本書はなぜ生まれたのか。
グローバル化を加速させているアサヒグループホールディングス。“おいしい”商品の裏側で、積み重ねてきた技術を発信しようと、2018年9月に技術広報誌『monocore(モノコア)』を創刊した。
印刷・ウェブ媒体ともに、社内外で関わる制作スタッフは案外多い。「完成までの工程や留意点をイメージできない」という人のために、制作進行にまつわる疑問を解消すべく、2人の専門家がアドバイスする。